
アイスランドはイギリスの北西に位置し、その名のイメージである氷河と共に火山の多い島でもあります。ロンドン・ヒースローからアイスランド・レイキャビックまでは飛行機で約2時間。冬はオーロラや温泉、夏は白夜やホエールウォッチングなどが体験でき、イギリスではメジャーな観光地の一つです。
先週4月14日(木)朝のニュースで「アイスランドの火山灰の影響で、スコットランド全域の空港が閉鎖」と言っていたと思ったら、夕方にはロンドン・ヒースロー空港をはじめ、イギリス国内のほとんどの空港でフライトがキャンセルに。。。何でも、火山灰に含まれるガラス質や石が飛行機のエンジンに詰まり、停止する原因になる、のだとか。日本では、桜島など常時火山灰の飛散している地域があるのに???とも思いましたが。
気流の
影響で、火山灰はヨーロッパの広い地域・・・遠くロシアにまで到達。翌日にはフランスのシャルル・ド・ゴール空港など、他国の主要空港も閉鎖になるなど、イギリスを始めとするヨーロッパ中が大混乱に陥りました。
ちょうど先週は、イースター休暇の延長でホリデーを過ごしていた人も多く、またイギリスでは子供達の学校が1週間お休みだったせいもあり、週末は帰国ラッシュ。にもかかわらず、主要空港閉鎖の事態に、イギリス民間航空局(CAA : Civil Aviation Authority)によると「第二次大戦以来のカオス」となったとか。
あ〜・・・思い出します。昨年末、大雪でキャンセルになったドイツ行きの際の混乱・・・。あれ以上だなんて、どんな混乱なのやら。。。
ちなみに今回、大雪と同じく自然災害のため、旅行保険に入っていても、ホテルのキャンセルなどによる損害に対して、何のカバーもないそうです。
そして、すでにこのカオスも5日目に入りました。
何としても帰ろうと、空路を諦め、動いている電車やフェリーに切り替える人で、駅も港もこれまた大混雑だとか。
そんなえらい状況とは裏腹に、ここ最近のロンドンは毎日穏やか、とてもいいお天気です。こんな青空に本当にニュースで見るような火山灰が舞ってるの?とい うぐらい。
新聞でも、灰を吸い込んで健康被害の出る恐れがあるので、週末は外出を控えた方がいい、とありましたが、この季節に家にこもるのはもっ たいない。
土日は、イギリス戦時の首相、ウィンストン・チャーチルの生家「ブレナム宮殿(Blenheim Palace ”家”ではなくゴージャスな”宮殿”でした!)」やら、イギリス・ノルマン朝発祥の地「ヘイスティングス(Hastings 約1000年前の古戦場も近く、朽ちた城跡が趣のある、のんびりしたビーチ街。)」、白い断崖の続く「セブン・シスターズ(Seven Sisters 西日の映える石灰質の美しい海岸。チョークの産地。)」をドライブして過ごしました。。。火山灰の影響と言われる、美しい夕日も眺めつつ。。。




しかし火山灰、自分たちにとっても呑気に考えていられない事情もあります。
影響は今後数週間続くと見られていますが、我が家は、来週4月29日(水)から夜行フェリーで、車ごとポーツマスからフランス・ノルマンディー地方に渡り、1週間ドライブ旅行を計画しているのです。タイミングが実に微妙・・・。
空路を使う旅行でないのは幸いですが、今の混乱がつづけば、何らかの形で巻き込まれることも予想されますから・・・。
ポーランドでは霧、ドイツは大雪で飛行機がキャンセルになり、ポルトガルでは原因不明の大混雑で、あわや乗り遅れの危機・・・いろいろありましたが、今度は何が起こるのやら(苦笑)。旅行には、心の準備も必要です。