2010年6月29日火曜日

カムォーン・イングランド! がんばれ日本!・・・は終わりましたが。









なかなかブログをアップできないまま、月日が流れてしまい、やっとこれを書いている今・・・、
すでにイングランドは、宿敵・ドイツに4−1で完敗、日本はパラグアイにPKの末破れて、ノックアウト・ラウンドから脱落してしまった、今回のワールドカップ。。。

しかし、2002年の日韓共催以来、ほとんど時差もなく色々な試合が見られるのはとても幸せです!

今年に入ってからロンドンでは、誰が代表入りするのかが取り沙汰されることも増え、イングランド・プレミアリーグが終わる4月の終わり頃から早くも街はワールドカップ一色でした。スーパー、パブ、道行く車・・・一般家庭の窓際でも(笑)。



















イギリスは、サッカー発祥の国であること、また国の歴史的成り立ちから、「イングランド」「ウェールズ」「スコットランド」「北アイルランド」それぞれの地域の代表に分かれて出場権を持っていますから、
ここで掲げられるのは、あくまでもユニオンジャックではなく、その中の”白地に赤十字”の「イングランド」の国旗です。
ですから、同じプレミアリーグのイギリス人の中でも、「ウェールズ人」なので、今回のワールドカップに出ない選手もいます。

ただ、イングランドがワールドカップで優勝したのは、1966年、自国開催時の一度きり。。。なので、「優勝をもう一度」という気持ちは非常に強く、こちらの人達がサッカーについて語る顔は真剣そのもの。。。
なので、そんな真剣なイングランドサポーターにカメラを向けることに躊躇をおぼえ、今回、写真はほとんどありません(笑)。

なんとこの国では、仕事中でも多くの職場でワールドカップの「ライブ観戦」が許され、尊重されているのが面白い所。旦那さんの会社もしかり。。。
「フットボールがあるから仕事を休む」というのが、正当な理由になってしまうのです(笑)。

同時期に、テニスのウィンブルドンが始まりましたが、例年、早朝もしくは前日夜から並ばねば見れないほどの混雑するのが、今年は空席が目立ち、当日行っても見れるゲームがいくつもあるとか。。。(笑)これもワールドカップ効果の模様。。。

とは言うものの、イングランド属するグループCの初戦は、1−0のまま勝てると思われたアメリカを相手に、まさかのキーパーミスによる失点でドロー(キーパーのグリーンは散々こき下ろされ、その後の試合では控えに回されてしまいました。)、

そして2試合目のアルジェリア戦は、0−0ドロー・・・。ワールドカップ前から課題とされてきた決定力不足は深刻。プレミアで得点王争いをしていたFWルーニーは不発のまま。。。
その上、「選手の監督に対する不満が噴出している。」などと新聞が騒ぎだし、今回早々にグループリーグ敗退が決まったフランスのお家騒動と似たような事態になるのか?!

もう後がない3試合目のスロベニア戦の時は、たまたまロンドン・イースト地区を歩いていましたが、
昼下がりの3時過ぎ・・・路地裏では、黒人のオッチャン達が青空の下ソファを並べ、昭和の日本のように、小ちゃなテレビを皆で観戦していたり、駅前のパブはユニフォームを着た人でいっぱい、皆真剣な面持ちでテレビに釘付けでした。
ガイジンの私など、ちょっと入りづらい雰囲気・・・。

街中が固唾を飲んでイングランドの試合を見守っている・・・そんな空気を肌で感じました。1点を守りきり、終わった瞬間と思われる時間には、街のあちこちから「ウォーッ」と歓声が上がり、結果を聞かなくても勝ったことがわかったほど(笑)。

無事グループリーグを突破し、期待も最高潮のトーナメント初戦のドイツ戦・・・、
我が家は、旅先のエクセター(Exeter)にいたのですが、街は朝からユニフォームを来ている人がいっぱい。
我が家も午後3時過ぎに観光は中断し、パブに入ってテレビ観戦しました。

しかし・・・
”疑惑のゴール”が認められなかった辺りから、次第にもり下がる一方。ドイツが点を重ねる度に店内が静かに。。。

結果、4−1と完敗なのに、それでもなお「前半終了間際のゴールがきちんと得点と認められていれば、試合の流れは変わった」とイングランドの負けを認めたがらない意見が多数。
翌日になってもまだその疑惑のシーンは何度もテレビで流され、レフェリーの批判が続出。。。

確かにあれはゴールだったけれど・・得点になっていれば確かに後半の戦い方は変わっただろうけれど・・・やっぱりドイツは強かった・・・私はそう思うのですが(苦笑)。

で、日本。。
日本の試合は、イギリスでもちゃんとライブ中継されていました!

正直、日本サッカーはあまり面白いと思えず、それほど期待していなかったのですが・・・これがなかなか、かなり頑張ったではないですか!!
今出ている主力選手には、2004年アテネ五輪のU23チームを応援していた時のメンバーも多くいて、「彼らも立派な日本代表になったなぁ〜。」などと我が子の成長を見るような感慨もあり(苦笑)。

我が家のお気に入りサッカー番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」でも、並みいるサッカー・レジェンドのオジさん達が、デンマーク戦での日本のサッカーを「よくオーガーナイズされている」「ホンダが素晴らしい」などと絶賛しているのを見て、嬉しくなってしまいました。
とはいえ、日本のサッカーはやはりダイナミックさに欠けることは否めないようで、試合以外の日に、イギリスで話題に上ることはほとんどありませんでしたが。。。

さて、超有力・優勝候補だったアルゼンチンもブラジルも去り、今回のワールドカップは一体とこが優勝するのか?!
いよいよ今週末ファイナル・・・楽しみです!

ちなみに、オリンピックでは、1国1代表の原則があるため、これまで4地域に割れてまとまらないサッカーは、”イギリス(United Kingdom)”1国としての出場を辞退してきましたが、2012年の自国開催のオリンピックでも果たしてそれを貫くのか・・・。