2008年12月31日水曜日

年末のパリに行ってきました。12/27-30

クリスマスが終わってまだ間もない12/27から、ユーロスターに乗って3泊4日でパリへ行ってきました。
いやいや、本当に寒かった~。
しかもクリスマス休暇中だからか、街中人だらけ、行列だらけ・・・。並びつかれちゃいました。

ロンドンSt.Pancras駅からパリ北駅まで3時間ほど。国境を越えるためパスポート持参、駅では空港と同じように、手荷物検査や出国審査が行われます。パリ行き以外にほぼ同じ出発時刻で、ブリュッセル行きとディズニーランド行きのユーロスターがあり、駅は乗車待ちの人でごった返していました。

ユーロスターの乗り心地は・・・完全に日本の新幹線の勝ち~!。2等でしたが、座席は狭くリクライニングもない上、けっこう揺れて気分が悪くなってしまいました。

学生時代に行ったきり、ほぼ20年ぶりのパリだったのですが、
やはりそれなりに変わっていて、というか進んでいて
昔感じたほどの大きなカルチャーショックはありませんでした。
むしろ、世界って、今やどこに行っても同じ様になってきたのかも、とすら思ったほど。

以前は無愛想で、頑として話そうとしなかった英語をフレンドリーに話すフランス人がたくさんいたり、
昔、感動的に美味しいと思ったパンやご飯も、
今回は、日本のお店とそれほど変わらない味のように思えました。
ネット社会になり、情報が世界中リアルタイムに伝わるようになったことや、
EUになって人や物のの流れが自由になったことなどで、
フランスも変わらざるを得なかったり、日本も進歩したということでしょうか。

大きなギャップや発見がなくなったのは、少し寂しい気もしますが、
その分どこへでもボーダーレスな気持ちで行けるというか・・・どちらがいいのでしょうね。

とは言っても、
着いた日のお昼に食べた、”クロック・マダム”が美味しかったり、
芸術的と思えるほど女性の裸体が美しいナイトショーを見たり
当日券でオペラ座の天井桟敷からバレエを見たり・・・
相変わらずご飯は美味しく、貧乏だった学生時代にはできなかった贅沢も満喫できたパリ旅行でした。





パリで見たダンス① Crazy Horseのナイトショー

パリでは、”Crazy Horse Paris”というキャバレーのナイトショーとオペラ座のバレエ公演を見てきました。

オペラ座の当日券を手に入れようと、地球の歩き方を見て行った販売所に、寒い中1時間並んだ挙句、窓口のお兄さんに「オペラ座の当日券はオペラ座で。」と言われ、引っ込みがつかなくなってしまい、他のオススメを聞いたところ、教えてもらって行ったのがこれでした。半額で買って1枚50ユーロ。

1951年に創業された赤絨毯のちょっとレトロでゴージャスなお店で、ボトルのシャンペンを飲みながら、約2時間のショーでした。
ストリップと言っても、とにかくダンサーの女性達の身体がとってもキレイ。まるでお人形です!しかも、背の高さから足の長さ、胸の大きさまで揃っているのがすごい・・・。
私が東洋人だからか、ちっとも生々しいイヤらしさが感じられないどころか、見とれるばかり。
残念ながら、カメラはNGだったので写真は撮れませんでしたが、何も纏わない彼女達の身体そのものがゴージャスな衣装であり、芸術的ですらありました。

ダンスの振り付けは、バレエ・ジャズといった雰囲気でしたが、ストリップらしく腰やお尻をしなやかに動かすような、女性らしさを強調するものが多く、腰のアイソレーション全開といった感じ。やってみたらけっこうキツイんだろうなぁ。。それを小道具を変えつつ、ソロ、グループで見せていきます。ポールダンスや、長くてキレイな足だけを見せるダンスもありました。

2月にはディータ・フォン・ティースという、セレブのパパラッチ写真にもよく載っている有名なバーレスク・ダンサーが出演するようです。

Crazy Horse ParisのHP
http://www.lecrazyhorseparis.com/index_uk.php

あと、昔JT リベラマイルド(たばこ)の宣伝にも使われたことがあるようです。実際はこのほぼ全裸版ですが。
http://jp.youtube.com/watch?v=6WMnvEBTM8I

パリで見たダンス② オペラ座(Opera Garnier)のバレエ

キャバレーのナイトショー翌日に見たのは、その対極にあるような清純派のバレエ・・・。

あの、しなやかで軸のしっかりした身体に憧れて、私も何度かバレエ(といってもバーレッスン)に挑戦してみていますが、どうもバイエルみたいな音楽に馴染めなくて。。というレベルの話とは違います。

いつも事前に準備をしない旅行のため、やはり当日の朝オペラ座に寄って、1枚7ユーロと格安で当日券を入手しました! ただし、Restricted Seat(制限付き座席)と書かれた舞台上手側の天井桟敷。窓口のおばちゃんには、「見えないよ。音楽だけよ。いいの?ほんとに。」と念を押されたほど。

でも実際行ってみると、あの”オペラ座の怪人”のエピソードに出てきた大きなシャンデリアが目の前に!
オーケストラもよく見えるし、舞台も見えない部分は手前3分の1ぐらいで、覚悟していたよりもずっと満足できる席でした。

演目:「ライモンダ(Raymonda)」 主人公の女性の名前です。
音楽:アレクサンドル・グラズノフ(Alexander Glazunov/1865-1936)。 ロシアの作曲家。
振付:ルドルフ・ヌレエフ(Rudorf Noureev) オペラ座の芸術監督。オリジナルの振付はマリウス・プティパ(Marius Petipa/1818-1910)。 「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」、「白鳥の湖」、「ドン・キホーテ」など数々の名作を手がけたフランス人。

あらすじは、中世十字軍時代の物語で、美女ライモンダをめぐり、婚約者であるフランスの騎士ジャン・ド・ブリエンヌと、横恋慕したサラセンの騎士アブデラフマンが決闘。最後にはブリエンヌが勝利し、盛大な祝宴が開かれる、というもの。
格式あるオペラ座には申し訳ないのですが、バレエを見るのは小学生の時の妹の友達の発表会以来・・・前知識などまったくなく、プログラムも買い損ねたため、あらすじも知らずに見始めましたが、単純な話で良かった。。。アブデラフマンが家来を率いて求婚するシーンはエキゾチックで迫力があり、最後の祝宴シーンは、オールスター公演のように華やかで盛り上がりました。

ハッピーエンドのストーリー、豪華な衣装、たくさんの見せ場、年末にふさわしい演目なんでしょうね。中でも、アブデラフマン役の男性ダンサーが、情熱的かつ魅力的な悪役を演じていて、正義の貴公子よりもずっとステキに見えました。
バレエの細かい技術に関しては全くわからない、私のような素人でも感じ取るとことができるのは、
やはり、表情や、気持ち、もしくは身体全体で表現しようとしている何か・・ですね。途中HIPHOPにも似たステップをいくつか見つけたりして(でもやはりどう見てもBallet♪)、全3幕、3時間ほどの長丁場を飽きずに楽しみました。生演奏のオーケストラも素晴らしく、バレエはやはり洗練されたダンス芸術だと思いました。

当日のキャスト
http://www.operadeparis.fr/Saison-2008-2009/Distribution.asp?IdS=549
29 décembre 2008 à 19h30
RAYMONDA Emilie Cozette
JEAN DE BRIENNE Karl Paquette
ABDERAM Yann Bridard
HENRIETTE Myriam Ould Braham
CLEMENCE Mathilde Froustey
BERANGER Josua Hoffalt
BERNARD Gil Isoart
LA COMTESSE Béatrice Martel
SARRAZINS Ghyslaine Reichert, Marc Moreau
ESPAGNOLS Sarah Kora Dayanova, Julien Meyzindi
LE ROI Richard Wilk

オペラ座「Raymonda」のページ
http://www.operadeparis.fr/Saison-2008-2009/Spectacle.asp?IdS=549

舞台裏の映像もあってなかなか面白いです。
http://culturebox.france3.fr/ballet_de_noel#/ballet_de_noel/

"モナ・リザ" の威力













フランスはどこに行っても行列、行列でしたが、中でも一番圧倒されたのは、ルーブル美術館の「モナ・リザ」。この絵と対面するのは3回目なのですが、

1回目:1990年(18年前)冬
防弾ガラス + ”近寄らないでね”程度の柵

2回目:1992年(16年前)秋
防弾ガラス + ”近寄らないでね”程度の柵  
でも柵の距離が大きくとられ、詳細がよく見えなくなった。

今回 :2008年冬
防弾ガラス + 2重の強力な柵  
恐ろしい人混みで、近づくことができず。美術館というより動物園。

1、2回目に見た時も、それなりに人だかりができていましたが、フラッシュをたく人がいると個別に注意できる程度でした。
それから20年近くが経ち・・・今回は想像を絶する人でした。”モナ・リザ”の部屋へと続く通路からすでに大混雑。なかなか進めない状況の中、ようやく部屋までたどり着くと・・・。

お~ぅい、”モナ・リザ”はどこだ~?
同じ部屋には、ヴェロネーゼやティツィアーノの名画もあるのに、多くの人はこの”モナ・リザ”の前でだけ足を止め、カメラを構えては去っていくのでした。もう、ほとんど動物園状態・・・。(苦笑)

特にルーブルは、絵を鑑賞するというより、記念写真を撮るような人が多く、無作法にもフラッシュをたく人もいたりで、落ち着いて見ようとする人間にとっては、あまりにひどい環境でした。感動もなく、ただ、あの絵を現地で見た、という事実が残っただけ。。

もう5年ほど前になりますが、ローマのシスティーナ礼拝堂を再度訪れた際にも、同じショックを受けました。
学生時代に行った時の、静寂で厳粛な空気は消えうせ、なんと、礼拝堂では説明か何かの放送が流れているではありませんか!すっかり観光名所然としてしまい、人だらけで騒がしく、ものすごくガッカリました。

私も含め、世界中の人の行き来が盛んになって、各地の素晴らしいものに触れる機会が増えたことで、逆に、昔はもっと近く感じることができた大切なものが遠くに見えなくなってしまうことってあるんですね。

2008年12月21日日曜日

イギリスの人気ダンス番組 ”Strictly Come Dancing”



イギリスで始めてみたテレビは、こちらで大人気のダンス番組でした♪♪
その名も「Strictly Come Dancing」by BBC!

ウンナンの“芸能人社交ダンス部”イギリス番のような感じで、ダンスのアマチュアの芸能人と、プロフェッショナルがペアを組み、オーディション形式で勝ち残り、優勝を競うというものです。
長期にわたって放映されていたようで、私が見たのはそのファイナル。残った3組から優勝が決まります。前日から、どのペアが優勝するか、テレビや新聞で大変な話題になってました。(タブロイド紙でも一面トップだったりして、何だかとても平和ですね・・・。)

5名の専門家の評価+視聴者の電話投票 で決まるのですが、
結局、優勝したのは、専門家の評価が一番低かったペア。つまり、技術的にはイマイチでも、視聴者を楽しませたペアが一番だったのです!私も見ていて、そのペアが一番表情豊かで楽しく感じました。
昨年は、Mis-teeq(イギリスのデスチャみたいなガールズグループ)メンバーのAleshaもこれに出て優勝したそうです。

ダンスってどんなジャンルでも、本当に楽しい!英語で何を言ってるかさっぱりわかりませんでしたが、そんなこと関係なく楽しめました。
社交ダンスは、男女の息の合わせ方、手先の動きまで洗練されていてステキですね!