キャバレーのナイトショー翌日に見たのは、その対極にあるような清純派のバレエ・・・。あの、しなやかで軸のしっかりした身体に憧れて、私も何度かバレエ(といってもバーレッスン)に挑戦してみていますが、どうもバイエルみたいな音楽に馴染めなくて。。というレベルの話とは違います。
いつも事前に準備をしない旅行のため、やはり当日の朝オペラ座に寄って、1枚7ユーロと格安で当日券を入手しました! ただし、Restricted Seat(制限付き座席)と書かれた舞台上手側の天井桟敷。窓口のおばちゃんには、「
見えないよ。音楽だけよ。いいの?ほんとに。」と念を押されたほど。でも実際行ってみると、あの”オペラ座の怪人”のエピソードに出てきた大きなシャンデリアが目の前に!
オーケストラもよく見えるし、舞台も見えない部分は手前3分の1ぐらいで、覚悟していたよりもずっと満足できる席でした。
演目:「ライモンダ(Raymonda)」 主人公の女性の名前です。
音楽:アレクサンドル・グラズノフ(Alexander Glazunov/1865-1936)。 ロシアの作曲家。
振付:ルドルフ・ヌレエフ(Rudorf Noureev) オペラ座の芸術監督。オリジナルの振付はマリウス・プティパ(Marius Petipa/1818-1910)。 「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」、「白鳥の湖」、「ドン・キホーテ」など数々の名作を手がけたフランス人。

あらすじは、中世十字軍時代の物語で、美女ライモンダをめぐり、婚約者であるフランスの騎士ジャン・ド・ブリエンヌと、横恋慕したサラセンの騎士アブデラフマンが決闘。最後にはブリエンヌが勝利し、盛大な祝宴が開かれる、というもの。
格式あるオペラ座には申し訳ないのですが、バレエを見るのは小学生の時の妹の友達の発表会以来・・・前知識などまったくなく、プログラムも買い損ねたため、あらすじも知らずに見始めましたが、単純な話で良かった。。。アブデラフマンが家来を率いて求婚するシーンはエキゾチックで迫力があり、最後の祝宴シーンは、オールスター公演のように華やかで盛り上がりました。
ハッピーエンドのストーリー、豪華な衣装、たくさんの見せ場、年末にふさわしい演目なんでしょうね。中でも、アブデラフマン役の男性ダンサーが、情熱的かつ魅力的な悪役を演じていて、正義の貴公子よりもずっとステキに見えました。
バレエの細かい技術に関しては全くわからない、私のような素人でも感じ取るとことができるのは、
やはり、表情や、気持ち、もしくは身体全体で表現しようとしている何か・・ですね。途中HIPHOPにも似たステップをいくつか見つけたりして(でもやはりどう見てもBallet♪)、全3幕、3時間ほどの長丁場を飽きずに楽しみました。生演奏のオーケストラも素晴らしく、バレエはやはり洗練されたダンス芸術だと思いました。
当日のキャスト
http://www.operadeparis.fr/Saison-2008-2009/Distribution.asp?IdS=549
29 décembre 2008 à 19h30
RAYMONDA Emilie Cozette
JEAN DE BRIENNE Karl Paquette
ABDERAM Yann Bridard
HENRIETTE Myriam Ould Braham
CLEMENCE Mathilde Froustey
BERANGER Josua Hoffalt
BERNARD Gil Isoart
LA COMTESSE Béatrice Martel
SARRAZINS Ghyslaine Reichert, Marc Moreau
ESPAGNOLS Sarah Kora Dayanova, Julien Meyzindi
LE ROI Richard Wilk
オペラ座「Raymonda」のページ
http://www.operadeparis.fr/Saison-2008-2009/Spectacle.asp?IdS=549
舞台裏の映像もあってなかなか面白いです。
http://culturebox.france3.fr/ballet_de_noel#/ballet_de_noel/
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