2009年7月5日日曜日

思い出のカンタベリー&ドーバー

今日は両親と一緒に片道2時間ほどのドライブで、イギリス南東部ケント州にある、カンタベリー(Canterbury)と、ドーバー(Dover)へ行ってきました。

実はなんと、どちらも12年前、母とイギリス旅行をした際に訪れたことのある、思い出の場所です。
まだネット予約もない時代、2人で大きなバックパックをかついで、トーマスクックの時刻表を片手に、宿も行った先で決めるようなサバイバルな旅でした。
その頃若かった私はともかく、ついて来てくれた母にはかなり無理を強いたと思いますが、その分強烈なインパクトがあり、今も2人の共通の思い出として残っています。

また再び一緒に行くことができるなんて・・・しかも今度は家族みんなで・・・これもきっと何かの縁でしょう。
「この道は通ったね。」などと言いながら、当時を振り返りつつ街歩きを楽しみました。

カンタベリーは、イギリスにおいて、ローマ教皇の命を受けた伝道師による、キリスト教布教の最初の地でありながら、後にヘンリー8世の時代、王の離婚問題でローマ・カトリックから離脱して英国国教会の中心になる、という歴史のパラドックスを演じた場所です。
旦那さんの会社のイギリス人によると、このカンタベリーとシェイクスピアの生地・ストラッド・アポン・エイボンの2つは、中・高生がよく社会見学に行く、代表的な街だとか・・・。

英国国教会の総本山、カンタベリー大聖堂は、わりあい地味ながら、美しいステンドグラスや、英仏百年戦争で活躍した”ブラック・プリンス”エドワードの墓、王権と争って殺された聖人トーマス・ベケット殉教の場所など、深い歴史を感じさせてくれます。
カンタベリーは、大聖堂の他にも、イギリスでキリスト教布教を始めた修道士、聖アウグスティヌスが建てた修道院跡が世界遺産に指定されています。(←写真左下)
今も城壁に囲まれ、家並みは何百年も前のものがあり、古い趣のある街でした。

ドーバーも、かつて母と見た、優しげな青い海は健在で、当時徒歩では行けなかった白い石灰質の断崖、ホワイト・クリフも歩くことができ感激ひとしおでした。

10数年たっても変わらない風景、日本にはあるかなぁ・・・。

4 件のコメント:

  1. 素敵だね、親子の旅行。私も、カンタベリー、ドーバーには学生の頃にいきました。

    カンタベリーの大聖堂は、派手さはないものの、それが、神聖さをより強く感じさせて、とても感動しました。
    街も、素敵な思い出が沢山ありますた。大好きな街です。

    うちは、もう、旅行を楽しめるような体力もない両親なので、よちだちゃんファミリーの旅行がとても羨ましいです。
    かけがいのない時間になるはずです。

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  2. めいさんも行きましたか~。カンタベリー&ドーバー。
    このケント州、フランスが数十キロの所に見えているし、イギリスの南端とは言っても、行き来がさかんで歴史が深い所なんですね。

    普段、親のありがたみをすっかり忘れていますが、こうして久しぶりに会うと、もっと優しくしてあげたいなぁ、ってしみじみ思います。確かに、家族全員が健康で楽しめる時間って、とても貴重かもしれません。

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  3. 熱弁ふるいます!
    本当に貴重です。
    今回の、ご両親の滞英は、よちだちゃんにも、ご両親にも一生の思い出になることは間違いなし。
    特別なことはしなくていい。
    普段どおりでかまわないけど、素敵な思い出としていつまでも心に残る時間をすごして欲しい。
    心から思います。

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  4. 温かいコメント、ありがとうございます!

    めいさんも私も、普段実家から遠く離れて住んでいるので、なかなか親孝行するのは難しいですものね・・・。
    関西を出る気すらなかった自分が、関東に行き、イギリスに行くことになり・・・どんどん遠くへ。
    しかも、自分や親だけは歳を取らないような錯覚に陥ってますが、月日はちゃんと流れていて。。。

    いまだに親の前では”お子様モード全開”で、ワガママ放題してますけど、やっぱり年老いた親のことを、昔よりいたわってあげないといけないなぁ、と反省します(苦笑)。

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