最近(いや、前からずっとか・・・)、知的な生活をしていないせいか、筋肉バカのように、スポーツの話題が多く恐縮ですが(苦笑)。。。でも、されどスポーツ!スポーツも文化、UKはスポーツ好きな国民だと感じます。こちらは日本のように毎晩やっている独立したスポーツニュース はなく、ニュース番組の中でスポーツの時間がある程度ですが、たいがい出てくるのは・・・サッカー、ラグビー、クリケット、テニス、ゴルフ・・・・といっ た具合。毎日順番が変わる程度で、ほぼ同じメニュー(笑)。考えてみれば、これらは全部イギリス発祥のスポーツです。こちらで野球の話題は聞いたことがありませんし、アメリカの大リーグやNBAの話題な ど、ほとんど皆無。日本とはだいぶ違います。
最近までやっていた、ラグビーのシックス・ネイションズ(Six Nations)はチケットも取れないほどの人気でしたし、クリケットは野球とよく似ているも のの、野球を見慣れた私からすると何度見てもカッコ悪く、摩訶不思議なスポーツなのですが、「上流階級・紳士のスポーツ」として選手はスターの扱い、パパラッチの対象です。(←写真左上)
これもスポーツ?!と驚いたのはスヌーカー(Snooker)。厳密には違いますが、ビリヤードと同じようなものです。これもスポーツコーナーでたびたび取り上げられたり、夜中、延々とゲームが放映されていたりします。

タイに行った時はムエタイ、香港では競馬、マカオはドッグレース、イタリアではセリエA・・・色々見てきましたが、やっぱりスポーツにはお国柄が表れている気がします。イギリスは雄々しく、それでいてスマート・・・。
で、昨日サッカー・チャンピオンズリーグ準決勝 ”チェルシーVSバルセロナ”のゲームがありました。勝った方がローマでマンチェスターUと決勝、今年のヨーロッパのクラブチームチャンピオンが決まります。
昨日のロンドン市内は、夕方からチェルシーの青いユニフォームを来た人がらちらほら。スタジアムに行く人ではありません。おそらくはスポーツ・バーなどで観戦する人達です。
こちらのサッカー中継は、Skyという会社がその放映権の多くを買い占めており、重要な試合を独占放送。日本のスカパーと同じで、もちろん有料です。このためにSkyに入る家庭が多く、なんとイギリス全世帯の約3分の1に当たる800万世帯以上が加入しているとか。わざわざ高いお金を払ってでも見ようという、サッカー好きがUKにいかに多いかがわかります。
ですから、パブやバーもSkyを見れることがウリになっており、ゲームのある日は「Sky放送中!」と看板を出していたりするのです。
当然、Skyなど入っていない我が家は、パブに出向く時間も惜しく、ラジオでサッカー中継を聴くことに。。。でも”映像なし”ってかなりツライ・・・半分ぐらい何を言ってるかわからず。「PK!PK!」と叫んでいるので、ペナルティーキックかと思ったら、相手選手の「ピケ」だったりして(苦笑)。ただ、最後に我が家ファンのチェルシーがダメだったことだけはしっかりわかりました。
チェルシーが1-0でリードしていながら、ゲーム終了直前のロスタイム93分でバルセロナが同点ゴール。チェルシー・ホームでの試合だったため、ルールで、
アウェーゴールを決めたバルセロナが決勝に勝ち進むことになったのです。もうガックリ。この試合、レフェリーの質の低さも問題で、ミス・ジャッジのために何度ももPKの機会を逃したチェルシー選手が、試合後、猛抗議、暴言を吐く騒ぎに・・・。テレビでも「紳士的な行動でない」との意見もありつつ、大半が英国チェルシー寄りの報道。レフェリーは、チェルシーファンから脅迫・暴力を受ける恐れがあったため、ホテルを変え、護衛されて母国ノルウェーに帰った、という顛末。。。試合はすでに終わったと言うのに、いかにチャンピオンズリーグの勝敗にイギリスがアツくなっていたかが感じられました。
そうそう、毎晩スポーツニュースがない、と書きましたが、こちらは、土・日だけサッカーに特
化した”マッチ・オブ・ザ・デイ(Much of the Day)”という、40年以上続くBBCの長寿番組があり、その日のプレミア全ての試合のダイジェストを1時間かけて放送しています。日本の番組なら、若くてカワイイお姉ちゃんも華として添えられるところですが、この番組はそんなもの必要なし、とばかりに、元選手も含めたオジサン3名のみで構成。硬派です(笑)。ちなみに、土曜の3名のうち、一人は、名古屋グランパスにも在籍したことのある、ゲーリー・リネカー(→右写真・向かって最左の人)です。オジサンだけで盛り上がりながらのマニアックなゲーム解説がとても面白く、UKのサッカーをより深く楽しむのにうってつけの番組です!
国によって人気のスポーツが違うのは当たり前といえば当たり前ですが、日本の場合やはりアメリカの影響が強いように思えます。UKで盛んなスポーツはメジャーになりにくいようですね。野球はWBCなどを見てもいかにやっている国が少ないかがわかります。イタリアなどは野球を広める努力をしたのは日本人だという話。
返信削除そんな中でも、やはりサッカーだけは世界共通ですね。欧州チャンピオンズリーグで優勝すればヨーロッパ最強のみならず、世界一をかけて戦う権利が与えられるのですから、国中で暑くなるのも無理はないですよね。ローマでの決勝はマンチェスターUが勝つような気がします。
ところで、この”マッチ・オブ・ザ・デイ”という番組、見たことがあるような…。
昔飛行機の乗換えでヒースローで数時間過ごしたときに、時間つぶしに入ったカフェのモニターで流れていたのがまさにこんな感じのサッカー番組でした。そのときもやはりリネカーが出ていたので印象に残っているんです。
日本では目立った結果を残せなかったリネカーですが、国に帰ればやはりスターなのかと思って見ていたのを思い出しました。まだやってるんだ…。
イタリア人の野球・・・以前、阪神タイガースの元監督・吉田義男もフランスに渡って野球チームを率いてましたね。”欧州の野球”ってイメージに合いませんが、元々土地に根付かないスポーツでも、情熱を持ち続けて一生懸命教える人がいれば、人が集まってくるものかもしれませんね!情熱って大切だなぁ・・・。
返信削除私も希望的観測で、欧州CL優勝は、バランスの取れたマンUに一票!チェルシーが負けたことで、イギリス同士の対戦にならず面白くなったとも言えます。
natsukoさんがヒースローで見た番組、まさにそれですよ!日本在籍時代のリネカーを知っているとは、さすがマニア!今や髪真っ白ですけど、とてもダンディーでステキ。カジュアルな日本のサッカー番組と違って、出演者の皆さん、パリッとしたシャツとノータイといういでたち。いい感じのくだけ具合なのです!