2010年5月1日土曜日

フランス・ノルマンディーをドライブ ② フランス チープ・ホテルの代表”F1”









今回の旅行で利用した宿泊先・・・”フォルミュル・アン(Hotel Formule1)”。
なにせ、フランスはホテルが高い!というのがこれまでの経験から来るイメージ。高い割にそれほど清潔でも、快適でもない場合も多く、今回も限りある予算で「どこに泊まるか?」が一番の悩み所でした。

この”F1”、「地球の歩き方」には「安くて快適。高速沿いに多くドライブ旅行におすすめ。」とあり、
また他のサイトにも、「無駄を省き、本当に利用者が必要なものだけを追求したホテル」と書かれていたので、試してみることに。

★なにせ、ニツ星ホテルでも1泊100ユーロ下らないフランスのホテル事情にもかかわらず、朝食込み(一人3.7ユーロ)で、ダブルまたはツインが37〜40ユーロ程度というユースホステル並みの安さ!!それでいて相部屋なしのオール個室。
★350店舗ものホテル網で、たいがい行こうとしているどこの町にもにある。
★町の中心部から少し離れた高速沿いなどにあるため、すべて駐車場完備。

ということで、フェリー泊以外の6泊すべてをここで泊まることに決めました。

しかし安いだけあり、徹底的にコストカット。

物は、ちょっぴり”昭和”を感じる”古い団地の一棟”といった感じ。かなりボロい場所もあります。
フロントは24時間対応でなく、受付(写真右)に人がいるのは基本的に朝と夕方のみ。あとは電話で対応。
夜の12時前に着いても、受付に人がいて応対してくれた所もありましたがが、遅く到着した時は自動受付機(写真左)でチェックインします。












ルームキーはありません。チェックイン時に渡されるレシートに書かれた6桁の暗証番号で出入りします。うっかり忘れて部屋から出ると・・・入れません(笑)。
各部屋には、洗面所だけがついています。つまり、ルームメイクの際のトイレ・バス掃除を省こうという考え。
タオルとプラスチックのコップもついていますが、タオルは洗濯されて清潔ながら、かなり使い込まれた感じ・・・(苦笑)。本当にしなびたタオルだったり、2枚とも種類や大きさが違っていたりもしますが。

ここまでは何とか納得。うんうん、値段が値段だから、備わっているだけありがたい・・・と。

しかし・・・予約の時点で「共同バス・トイレ」とあったので、ある程度覚悟はしていたのですが、行ってみてびっくり(苦笑)。

当然男女別になって いると思っていたのですが、いわゆるユニットタイプのトイレとシャワーが各階(約30室)にそれぞれ3〜4つずつあるだけ。
誰かが入っていれ ばドアの上の赤ランプがつく仕組みになっていますが、特に夜遅くなど、女性としては何とも落ち着かない、前に誰が入っていたかもわからず、何となく気持ち 悪い・・・。また便座が上がらないので、男性はそのまま用を足さざるをえず、汚れたままになっていることもあったり。
そして極めつけは・・・手を 洗う場所がないのです!!各部屋の洗面所で洗えばいい、ということでしょう。え〜手を洗いにいちいち部屋へ帰るのー?それはちょっと面倒・・・。
シャワーも、夜は一人で浴びに行く気にはなれませんでした。












想像以上の環境に、最初はかなり面食らい、当日の夕方6時までのキャンセルならキャンセル料がかからないので、翌日から別のホテルを探すことも考えましたが、そこは”慣れ”と”考え方”次第。






トイレの便座や床が濡れているのが、実は毎回オート洗浄されていて、その乾燥が不完全なまま入ったからだ、ということに気づいたり、
シャワーも毎回、いくつか覗いて一番きれいな所に入るようにしたり。
シャワーは固定式で天井近くから降ってきますが、安定して温かいお湯がたっぷり出ますし、ボディーソープ兼シャンプーが備え付けられていて、これがなかなか悪くありません。

部屋自体は、かなりチープ感満載でわびしいものがありますが、シーツは清潔ですし、広さも十分。
朝食もコンチネンタル・スタイルでシンプルながらも、さすが食通の国フランスらしく、パンはそこそこ美味しく、シリアルやフルーツ代わりのコンポートもありました。


















また、良い意味で意外だったのは、利用者のほとんどが、フランス人の一般的な年配のご夫婦や、家族連れだったこと。正直、言葉は悪いですが、お金のない若者や、あまり生活レベルの高くない利用客ばかりかと思っていたにもかかわらず、です。周囲には同じような安ホテルが隣接している所がほとんどでしたが、どこもこのF1が一番の混雑ぶり。フランス人の安定した支持を得ていることがはっきりとわかりました。


また、車がないと不便な場所のうえ、建物内にレストランがない代わりに、ホテルの周囲には必ずレストランやカルフールなどのスーパーが隣接しています。1階受付横には電子レンジがあるので、スーパーのお惣菜を買って来て温めることもできます。我が家も何度か、夕飯でカルフールのお惣菜のお世話になりました(笑)。これで旅行はますます安上がり!に済ますことも可能。
つまり、車さえあれば、町の中心部よりもむしろ便利にできているかも。

シャワーも一日1回使うだけだし、シーツや洗面所も清潔、朝食もまあまあ。
共同トイレだって、街中でも男女共用の所が多かったので、それもカルチャーと思えば諦めもつく。。。その上、三ツ星ホテルの1泊分の金額で3日は泊まれる。。。

あそこにいたフランス人で、我が家のようにF1ばかり6連泊以上した人がどれだけいるかわかりませんが、「旅行もメリハリ」と割り切ることができれば・・・。
ちなみにノルマンディーはどこもそうでしたが、都会のパリと違い、簡単な英語でも話せる人はほとんどいません。”F1”でもしかり。
でも、朝はホテルの従業員、利用者のみなさん「ボンジュール!」と気持ちよく挨拶をかわすことのできるカジュアルなホテルでした。

↓”フォルミュル・アン(Hotel Formule1)”のHP
http://www.hotelformule1.com/gb/home/index.shtml

2 件のコメント:

  1. へ~っ! 面白いね。
    車を使うことを別にしたら、学生旅行のノリを思い出すなあ。
    学生のころに利用したユースには、キレイじゃなかったり、
    シャワーとトイレがなぜこの位置関係に?のユニットに驚いたりっていう所もありながらも、節約でいろいろなところに泊ったもんだ。
     
    安全と清潔さえ、保たれていたら、設備が簡素なのは平気なんだけどなあ。

    でも、フランスらしい美味しい朝食のパンや、スーパーを利用したり出切るのはいいね。

    ユースと同じく、あたりはずれありそうで、ホント賭けみたいなもんだね(笑)でも、こおいう旅行大好きだな。

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  2. 確かに、我らの学生時代はこういう安宿に泊まり歩く旅行が主流でしたよね。
    しかし、この歳ではなかなキツいものがありましたわ。少々の汚れや共用施設は我慢できますが、何でも”男女共用”には参りました。ユニット式独特の閉塞感のあるスペースも、私は苦手で(苦笑)。

    一応”F1”の看板を掲げているので、ある程度はどこも同じなんですけど、やっぱりメンテの悪い所はいくつもあって。
    やたらシャワーの床が汚い所や、詰まってる所、トイレの自動洗浄装置が誤作動して、いきなり足下にシャワーの水をかけられ、ズボンをビショビショにされたり。。。このトイレには旦那さんも私もやられました(苦笑)。

    イギリス以上に物価高感のあるフランスだったので、7泊8日、財政的にはF1にはかなり助けられたはずが、気が大きくなって食事にバンバン(というか、食事も高い!!)使ってしまったせいで、たいした節約にならず仕舞いでした。
    いやーほんと、結局、我が家が一番!かも。

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