2009年4月5日日曜日

子午線ゼロ・世界の時刻が決まる場所~グリニッジ~

今日はグリニッジ(Greenwich)へ。
ここはロンドンの東の端、地下鉄からさらに乗り継ぎが必要で少々不便な場所のため、我が家は車で行ってきました。

グリニッジと言えば、旧・天文台とともに、東経・西経0度のラインがある場所として有名です。船会社に勤めていた私は、船の航行時間の表示に、ローカルタイムと共に、世界標準時刻として”GMT”で出すことがよくありましたが
このGMTとは・・・”Greenwich Mean Time” のこと。つまり、このグリニッジの時刻のことです。

天文学は、月や星の動きから暦を作り、時間の概念を作ってきました。航海は天文学に大きく依存しており、その発達が大英帝国の発展にもつながった、と思えば、イギリスにとって歴史的にも大切な場所です。そのためか、旧・天文台の近くには、海事博物館や、旧・王立海軍学校などもあります。

ここを訪れる人のほとんどは、子午線ゼロ地点を目当てに来たようなもの。
地面に埋め込まれた金属製のラインの上に立ったり、またいで写真を撮る人でいっぱいでした。
ただ、それだけと言えばそうなのですが、妙に感動・・・。世界をまたにかけた気分になれるから不思議です(笑)。
また、世界標準時刻を示す24時間時計もあり、これもまた感慨深く・・・(笑)。
世界の様々な”標準”は、欧米主体で作られた勝手なもの、と考えられなくもありませんが、現に私達はそれに従って動いているわけで。

旧・天文台の設計は、ロンドンのセント・ポール寺院と同じ、クリストファー・レン。今、内部は天文学の博物館になっています。高台からの眺めは、春先の緑が美しい風景で、下町のイーストエンドや、コンサート会場で有名なO2スタジアムなどが見えました。

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