2009年11月18日水曜日

初めての英語スクール ② ”カラン・メソッド”って??

我が家の近所の英語スクール、”Speak Easy”。
どんな授業かというと・・・。

行くと、最初に簡単なテストの後、いきなり、クラスに放り込まれ、どんどん当てられ言わされます。
それが”カラン・メソッド(Callan Method)”らしいのですが、内容はテキスト内にある文章や質問ばかり。要はテキストを丸覚えしなければならない感じなのです・・・。
(テキストは各国語用があり、私は日本語版をもらいました!)

ただ、リーディングの時以外は、テキストを開くことは禁止されているので、当てられて覚えていないと、マゴマゴ・・・。そういう人には、すかさず先生が答えを言うので、その後についてシャドーイングしていきます。

同じ部分を何度も復習するので、そのうち「あ、テキストのこの部分だ」と思えるようになったり、シャドーイングしているうちに、先生の発音や文章の切れ目 が自然に身に付いたりする・・・、のでしょう・・・か??
私は他のスクールに行ったことがないので、まだいいのか悪いのか、よくわかりませんが、「カランはいいと思う?」とダブルスクールをしている何人か生徒の人に尋ね たところ、「他ではもっとグラマー中心だし、こんなに当てられたり、しゃべらされることはないから、いいと思う。」とのこと。

先生が毎時間変わるのも面白いところです。
スクールは一日3時間ですが、授業は50分×3回+休憩10分ずつ。
なので、一日で3名の先生から教えてもらうことになります。
基本、標準英語ではあるものの、先生によっては、多少ロンドン訛りだったり、ウェールズ訛りだったり。中には俳優をやっている先生もいて、まるでお芝居を見ているようだったり(笑)。いろんな英語に触れることができるのも、スクールに通う面白さの一つかもしれません。

クラスは、スペイン人、ブラジル人、トルコ人、ポーランド人、コロンビア人、韓国人(2)、日本人(3)、とバラエティに富んでいます。お昼12:30からのクラス、ということもあり、全員女性。
用事やホリデーやらで、毎回出席者はだいたい6名前後。
アットホームで、私のようなシャイな人間でも発言や質問がしやすく、とても居心地のいいクラスで良かった!と思いました。主婦も多いせいか、雑談の多いクラス、と言われているらしく、授業も脇道へ逸れがちだったりしますが(笑)。

授業料は、安いと言われるカラン・メソッドのスクールの中でもかなり安い方らしく、わざわざ、ウィンブルドンから1時間かけて通っている人がいるぐらい。
1か月(1日3時間×20日間)で160ポンド、私は週3日・1か月(12日間)で、110ポンドです。

ただ、教室は本当にボロイ(笑)・・・。どこが学校の入り口??というような所でしたが、そんなことはどちらでもいいこと。話せるようになれればいいのですから。

実は、日本人のカラン・メソッド学習ついては、賛否両論。
イギリスで仕事をしているダンス友達は、
「語順などが同じ欧米人には、この学習法がとても効果的で、本当にすぐに話せるようになるらしいけれど、語学体系のまったく違うアジア人は、結局習得するのにその3倍はかかるらしいよ。」と言っていましたし、
「同じことを、オウムのように何度も繰り返すだけで、決まった言い方しかできなくなってしまい、日常の会話ではあまり役に立たない気がする。」と言う友達もいます。

そもそも、テキストを丸覚えする、というのは至難の業ですし、そんなことが簡単にできるなら、もっとすぐ話せるようになるだろう、とも思いますが、テキストを読んでいたり、先生の説明の中で、知らなかった言葉の違いや、使い方があって「なるほど!」と思う部分があったり。
3時間ずっと英語でのやり取りは、この歳になると思った以上に疲れますが、その分リスニング力だけでも、ついてくる気もします。

どんな国の言葉にも。ある程度決まった言い回しやルーティンがあるはずで、オウム返しでもそれを覚えていくことは一つの道かな、とも思うので、
せっかく重い腰を上げて乗りかかった船・・・、とりあえず、一航海、二航海でも乗ってから結論を出すつもりです。。。がすぐに結果は出ないだろう・・・な・・・。
いやいや、地道な努力なしに、語学が普通の数倍の速度で習得できるなんて、やっぱりウマイ話はないのだと思います。日々是研鑽!!

2009年11月17日火曜日

初めての英語スクール① 私のスクール探し

昨年12月19日に渡英してきて、はや1年近く・・・

ついに・・・というか、やっと!英語の学校に行こうと決意しました・・・。
いや、本当はもっと早く始めようと思っていたのですが、人が来たり、旅行の予定を入れたり・・・。ダンスもやりたいし、それ以外の時間でできないかなぁ?・・・etc・・・
ま、まぁ・・・何だかんだ理由をつけて、結局なかなか自分の不得意科目に手を出せなかっただけなのですが(苦笑)。

とは言っても、どういう語学スクールがいいのか、短期留学の経験すらない自分にはよくわかりません。
まず、日本にいる時から考えていたのは、ロンドン芸術大学付属のランゲージ・センターがやっている、”語学+アート”のコース。午前中3時間の英語クラスに、約週2回(7時間)のアート授業が付いているもの。英語とともに、アートの本場で版画やデザインを勉強できたらステキ!!と。。。

しかし、これはたった1か月で1,000数百ポンドという、こちらの語学学校の相場と比較しても、あまりに高額であることが判明・・・。

↓↓ロンドン芸術大学・ランゲージ・センターのHP
http://www.arts.ac.uk/languagecentre/englishplus.htm


で、次に考えたのが、各行政区単位で行われている、公共のスクール。
一般に”アダルト・スクール”と言われている生涯教育用のカルチャースクールでは、語学に限らず、幅広い目的や趣味に合わせて驚くほどのメニューが・・・何百種類も用意されています。
私も渡英したばかりの時に、近所のアダルト・スクールで、”ベリー・ダンス”を受けに行ったことがありました。

移民の多いイギリスでは、このアダルト・スクールの中に、外国人向けの英語教育コース、通称”イーソル”(ESOL(English for Speakers of Other Languages))”と言われるものが設けられています。
そして、これはなんと、授業料が無料だったり、かかったとしても、私立の語学スクールに比べると、超格安なのです。
たいがい、EU内の人は安く、EU外の人に対しては高く設定されていますが。それでも相当格安。

私も夏前だったか、この”ESOL”を受けるべく、ハマースミスのアダルト・スクールまで面接に行ったのですが、「え?永住じゃないの?それでは、受ける資格がないわ。」とあっけなく断られてしまいました。だったら、最初から面接の予約の時点で断ってくれ~!!と思いましたが・・・。
駐在友達の中には、永住ではないにもかかわらず、”ESOL”を受けている人もいるので、おそらく地域によって、移民の多い少ないがあり、それで受講資格にもバラツキがあるのでしょう。
この時すげなく拒絶されたのが、ちょっぴりショックで、何となく勉強する気が失せてしまい・・・(苦笑)。

あと、ロンドンのど真ん中、オックスフォードストリート沿いは、語学スクール通りと言われるほど、たくさんの学校がありますが、家から通うには1時間近くかかるし、遅刻グセのある自分には、少々キツイな~・・・と。

で、行き始めたのが、”スピーク・イージー(Speak Easy)”というスクールです。

↓↓ スピーク・イージー のHP
http://www.speakeasyschool.co.uk/

決め手は、我が家のご近所、チズウィックの先、スタンフォード・ブルック(Stamford Brook)にあり、バス1本でいける距離である、ということ。

そして、”カラン・メソッド(Callan Method)”という、”話す・聴く”を中心にした学習法であること。
何でも普通の英語学習の4倍のスピードで英語が習得できる、というのがウリらしい・・・。う~ん、そんなウマイ話、ほんまかいな・・・。
個人的には、もうグラマーは中・高・大でさんざんやってきた(はず・・・)ので、もういいかなぁ、と。
ダンススタジオなどで、友達と話していも、やはり、”会話はタイミング”であることを痛感します。次々変わる周囲の話題に、自分が加わろうと思った時、あれこれ考え過ぎてしまうと発言できなくなってしまうのです。
「とにかく、頭で考えるより先に口を動かせるようになりたい。」と常々思っていたので、挑戦してみる価値はあるかもしれないと思いました。

そんなわけで、在住1年近くになって、ようやく英語への重い腰を上げることになった次第であります(笑)。

2009年11月15日日曜日

ロンドンのファッション事情

数年前のイギリス・・・1ポンド=250円だった時代は、景気も絶好調で、それはそれはバブリーだったろうと思いますが、私が来た昨年12月には、既にそのバブルもはじけ、不況(Recession)真っ只中・・・。

ブランド物に飛びつく人は少数派。
洋服にしても、以前ブログでも紹介した「プライマーク」のような激安店は売り上げをますます伸ばす半面、高級ブランド店はガラガラ。お客さんといってもインド・アラブ系や中・韓・日系のアジア人ばかり・・・という感じ。

イギリスの若い子達は、お金を持っていないので、日本人ほど洋服にお金をかけている様子はありません。でもやっぱりオシャレは好きだし、トレンドには敏感。いろいろ工夫して自分らしいファッションを追求している感じがします。
「オシャレだね~。」と友達に声をかけても「これも、これも、プライマークで数ポンドよ!」という答えが返ってきて、驚くこともしばしば。

こういう状況なので、イギリスには、最新の流行服を大量生産・低価格で販売する、”早くて安い”、「ファースト・ファッション(Fast fashion)」といわれる店が日本以上にたくさんあります。
H&M、TOPSHOP、ZARA、MANGO、NEXT、BENETTON・・・ちょっとした街のハイストリートには必ずこれらの「ファースト・ファッション・ブランド」が軒を連ねています。
割と最近日本に上陸したばかりの、スウェーデン発のブランド”H&Mなどは、ハイブランドの建ち並ぶ銀座に一号店を出していましたが、本来、どこの街のハイストリートにもあるようなお店なのです。
この激安競争の中にあると、ロンドンにも出店している「ユニクロ」や「GAP」など、決して「安い」ブランドに入らない感じがします。例えば、ユニクロに対する、こちらの人の評価は「品質が良く、値段もそこそこ」という感じ。

このファースト・ファッション・ブランドの”H&M”が最近、イギリスのデザイナー、ジミー・チュウ(Jimmy Choo)とコラボして靴や服を売り出しました。
世界同時発売ということなので、日本でも話題になったようですが、普通、軽く3~500ポンドはする彼のデザイン靴が、100ポンド前後で手に入るとあり、ロンドンでも11月14日(土)の発売日は、寒い中前日から並ぶ人が出た、というほどの人気。

今、GAP・キッズでも、あのポール・マッカートニーの娘でありながら一流デザイナーとして知られる、ステラ・マッカートニーとのコラボ商品も並んでいます。

考えてみれば、ロンドンはパリと並ぶヨーロッパ・ファッションのメッカ。他にも私がいつも「アーティスティックでステキだなぁ。」と思う、ジョン・ガリアーノや、フセイン・チャラヤン・・・みんなイギリスのデザイーだったりします。が、いくら本国でも庶民がそのような高級なブランドを気安く手に入れることはできないわけで(苦笑)・・・。

こうしたファースト・ファッションブランドとデザイナーのコラボ商品は、そこら辺の心理を上手く突いているなぁ~・・・と思ってしまう次第です。

2009年11月14日土曜日

美味しい和食屋さん、ありました。

ありがたいことに、日本のものはたいがい手に入る便利なロンドン。
もちろん日本専門のお店はそうたくさんある訳ではありませんが、それでも、書籍や食料品(お米にお野菜、調味料、お菓子・・・)、百円ショップのグッズまで・・・何~でも。

ただ、すべて日本の倍!!のお値段します。。。つまり、”お金さえあれば”日本のものは何でも手に入るのです。”お金さえあれば”・・・(苦笑)

ということで、我が家は、和食はめったに作りません。
もともと日本にいた時から、和食一辺倒でもなく、エスニックやパスタ、中華もよく食べていたので、渡英して1年経つ今でも、2人とも特に和食が恋しい、という気にもならず・・・
・・・だったのですが・・・(笑)。

今日は疲れきっていたので、珍しく朝からタップに行くのはやめて、旦那さんと近所のハマースミスにあるお店で、久々の和食ランチを食べに行くことにしました。
以前、旦那さんが会社の上司と行って「すごく美味しかった!」、と言うので、一度試してみたかったのです。
ダンスの帰り道、バスから見えるお店はいつもお客さんでいっぱい。
確かに、かなり流行ってるみたいですが、信用は禁物です(笑)。
こちらに来てよく見る和食屋さんは、カン違いなモノや、中華や他のアジア料理とごっちゃになったようなものが多く、あまりマトモなものを見たことがないからです。

その名は「tosa 土佐」 看板も漢字です。
でも、オーナーは日本人ではないらしい。

ランチ定食、全て10ポンド(約1,500円)。
とんかつ、天ぷら、刺身・・・こちらに来て一度も食べていないようなメニューばかり。定食の種類は豊富で、悩むほどでしたが、とりあえずシンプルな”焼き鳥定食”に。

うっ、ウマイーーッ!!
ほとんど期待していなかったのですが、ここはかなりイケてます!!
お味噌汁もきちんとダシを取っている感じだし、ご飯もこちらの基準ならかなり美味しい方。
やっぱり値段は日本の1.5倍強ほどしていますが。

あ~っ、こんなに美味しいと思い出してしまう・・・日本の味を・・・(笑)。

2009年11月13日金曜日

在英日本大使館

普通、人生の中で日本大使館に行くことは、そうないと思います。
私もイギリスに来るまで、一度も行ったことはありません。でも、こちらに来てたびたび訪れる機会が出てきました。

まずは、渡英してきてすぐにもかかわらず、半年先には旦那さんの勤務先がスペイン・バルセロナに異動することになっていたため、そのVISAの手続きが必要でした。
EU内の自由渡航に必要な、”シェンゲンVISA”の協定に、イギリスとアイルランドだけは入っていないため、このVISAを新たに取る必要があったのです。
結局、VISAは取れたものの、我が家のバルセロナ異動はなくなりました。

そして最近になって、もうしばらくイギリスに滞在することになりそうだし、パスポート以外で携帯できる自分のIDが欲しいと思い、日本の免許証をイギリスのものに変更してもらう手続きをするために、大使館に行きました。
日本とイギリスは同じ左側通行の国なので、旧大英帝国統治国ではありませんが、特別な再テストや審査なしで、免許証の変更が可能なのです!

在英日本大使館で、日本の免許証の翻訳を作ってもらい、それをイギリスのDVLA(Driving & Vehicle Licensing Agency)という機関に申込書、手数料(5~60ポンド)とともに差し出すと、数週間でイギリスの免許証が送られて来ます。

大使館・・・日本といえども、入る際には厳重チェックされます。荷物も、空港のようなX線にも通されますし、写真撮影は当然禁止。コワモテのスーツを着た外国人のお兄さんたちが、常時何人か立っています。
場所は、ロンドンの真ん中、ハイド・バーク・コーナー(Hyde Prak Corner)とグリーン・パーク(Grenn Park)の間。

同じ大使館でも、やはりお国柄が出るのか・・・(笑)。
日本はほとんどガラガラ状態にもかかわらず、きちんと自動の番号札があり、整然としているのに比べて、シェンゲンVISA取得の際に行った、チェルシー地区にある、スペイン大使館(写真右→)の方は、これまた朝から大混雑。。。

3時間以上待っても私達は受付すらされず、後から来た人がタイミングよく声をかけて先に処理されたり・・・。こちらが何度も文句を言ってもなかなかでした。ききちんとしているはずの大使館でこれでは、本国に行ったら先が思いやられるなぁ~、などと気分が暗くなったものです。

2009年11月12日木曜日

イギリスきっての美人セレブ シェリル・コール

イギリスで、今、一番人気のある女性セレブは??
ケイト・モス? アギネス・ディーン? シエナ・ミラー??

日本ではあまり知られておらず、私もまったく知りませんでしたが、こちらで毎日のようにメディアで話題に上り、多くの人の心をつかんでいるのは、

シェリル・コール(Cheryl Ann Cole) 26歳。

これまた、あまり日本では知られていない、でもイギリスでは超人気の女性ポップ・グループ、”ガールズ・アラウド(Girl's Aloud)”のメンバーであり、サッカーのイングランド代表、アシュリー・コール(Ashley Cole・Chelsea FC 所属)の奥さんでもあります。
なので、”第二のベッカム夫妻”とも。
ファッション、メイク、ちょっとした言動、旦那さんとの2ショット・・・そのすべてが注目の的です。

また、昨年から、こちらで高視聴率のITVによるオーディション番組「Xファクター(The X Factor)」の審査員 兼 メンターをしていて、ここで見られる気取りのない人柄や言動が人気をさらに高めているようです。

顔がすごく小っちゃくて、スタイル抜群でセクシー!子供の頃から踊っていた、というだけあり、ダンスもなかなかイケてます。

ですが、ゴージャスな見た目から想像するような”ヤリ手のイケイケお姉さん”というよりは、気さくでのんびりした雰囲気。そこがヴィクトリア・ベッカムとは違う?!(笑)

その上、口を開くと、自身出身のイングランド北部・ニューカッスル訛り(Geordie Accent)バリバリ。朴訥とした東北弁のような響きです。
とびきりの美女が東北弁・・・ちょっと期待を裏切ってカワイイ感じがしませんか?

そんな訛りからも、スレていない印象を受けるのかもしれません。
私も毎週、「Xファクター」を見ていますが、いまだに彼女が何を言ってるのかさっぱり聞こえないぐらい(笑)。
が、そのファッションや笑顔・・・見ているだけでウットリです。

男女双方から支持されていて、多くの雑誌の表紙を飾ったり、アンケートでも好きなセレブの一位に輝くなど、本当に今が旬の女性。
今年はソロ活動もしていて、最近出したアルバムからカットしたシングルも全英チャート1位を記録したようです。
私もあんな衣装着て、カッチョ良く踊ってみた~い!!なーんて(笑)。

↓↓You Tube シェリル・コール「Fight For This Love」
10月18日の”The X Factor”ライブから
http://www.youtube.com/watch?v=YUFmdDkGrNQ

2009年11月11日水曜日

ダンススタジオもPower down・・・

今日、HIPHOPとバレエを受けるために、いつものダンススタジオ”Pineapple”へ行くと・・・
「電気系統が故障のため、本日のレッスンは全てキャンセルです。」との貼り紙が・・・。

え~っ?!寒い中、わざわざコヴェント・ガーデンまで出てきたのにぃ・・・。
確かに、受付は真っ暗(笑)。。。非常用の発電装置があるのか、一部照明のついているスタジオもありましたが、とてもこれでは通常のレッスンは無理でしょう。
私のすぐ後にも、先日一緒にポップのレッスンを受けた女の子がやって来て、「今日はここでオーディションがあるんだけど?!」と困惑していました。

・・・日本では通常ありえない非常事態ですが、もう驚きはしません・・・(笑)。

以前は、スタジオの前で長期間、道路工事をしているなぁ、と思っていたら、ある日突然、トイレが使えなくなったことがありましたし・・・。(これは相当難儀しました(苦笑)。)

通常バスも行き先変更になることがしばしば。地下鉄は時間通りに来ることはめったになく、止まることもしばしば。我が家では、水道が止まったこともあれば、壊れたボイラーは2か月近くたっても未だ完全に直らず・・・。

どれもこれも、なんの予告もなくいきなりやってくる災難ですが、命にかかわる一大事でもなし・・・。
・・・と思うよりほかありません・・・(苦笑)。

2009年11月8日日曜日

パブでサッカー観戦

今、サッカー・プレミアリーグは、今のところ我が家ファンのチェルシーが首位をキープ、マンチェスター・ユナイテッドが僅差で2位。すぐ後を追っています。
その頂上決戦が、今日チェルシー・ホームで行われる予定だったので、チケットを取って応援にいくつもりだったのですが、

こういう人気チーム同士の対戦は、通常、
年間シートホルダー → ポイント数の多いメンバーシップ の順 に売り出されます。
ポイントは、試合に行くごとに加算されますが、マイナーチームや、人気のないチャンピオンズリーグの予選のような試合ほどポイントが高く、そういうゲームもくまなく見に行く人ほどポイントがたまるようになっています。
チェルシーもうまい商売をしてるなぁ・・・。

さすがにそこまで手が回らない我が家は、現在たった14ポイント ・・・結局、今シーズン最も注目されるこの試合のチケットは、自分たちに販売日が回って来る前に「SOLD OUT」でした・・・。

次なる手段は、「テレビ観戦」ですが、以前にもブログに書いたことがあるように、こちらの主要な試合は、SKY という有料放送会社が放映権を握っていて、毎月数十ポンドもの利用料を払わないと見ることができません。

そんな事情で、スタジアムに行ったり、テレビで見れない人のため、多くのパブでは、週末SKYのプレミアリーグを流して客寄せをしています。パブはスポーツ居酒屋でもあるのです。
我が家も今日は近所のパブでサッカー観戦することに。

夕方4時、少し遅れていくと、すでに席は埋まり、多くの人がカウンターで立ち飲みしながら観戦していました。
パブはセルフサービス。自分でカウンターに頼みに行きます。飲み物はその場で受け取り、食べ物はテーブルNO.を告げて後で持ってきてもらいます。

店内は人も多いので、特に飲みたくなければ、ただテレビだけ見てかえることもできそうな感じです。(当然、それは反則でしょうけど。)
一応、旦那さんはビール、お酒の飲めない私は、オレンジジュースを頼んで、ちびちび舐めていました。

みんな友人と思い思いにおしゃべりを楽しんだり、パブ内にあるゲーム機で遊んだりしながら、”大人のサッカー観戦(笑)”を楽しんでいます。
意外にもこのチズウイック地区にもマンUファンが多いのに驚きましたが、結果は、微妙な判定ながらチェルシー1-0で勝利して首位をキープ。マンUは3位に転落して、とりあえずホッ。

しかし、多くの人がビールやジュース、たった1杯(しかもアテなし)で2時間も粘って、お店は儲かるんだろうか・・・(笑)。
日曜の夜とあって、試合が終わった途端、店からは人が一気に引いていきました(笑)。

2009年11月7日土曜日

シティを散歩

今日は、朝一番でタップダンスのレッスンに出た後、旦那さんと待ち合わせて、これまで行ったことがなかったロンドン・シティ(City)の周辺を歩いてみました。
ロンドン中心部といっても、少し東寄りになるこの地区は、西のはずれに住む我が家からだと、バスと地下鉄で1時間半ほどかかるため、いつも出足の遅い私達はなかなか行くことができないでいました。

シティはもともと、ローマ人がテムズ川に今のロンドン・ブリッジの元になる橋を架け、城塞都市”ロンディニウム(Londinium)”を建てたことから始まった、ロンドン起源の場所で、今でも城壁が残っています。
ロンドンの街はここから大きくなっていったとか。
このため、この地区だけは、独自の紋章、警察を持つことが許され、シティ市長の許可なしに女王が入ることも許されない、一種自治区や独立国のような場所となっています。

そういうわけで、この周辺には、セント・ポール、タワーブリッジ、少し離れてロンドン塔・・・などなど、ロンドンの象徴となる歴史的建造物がいっぱい。













今日は、地下鉄「モニュメント(Monument)」駅の名前にもなっている、ロンドン大火記念塔(The Monument)に上ってきました。
目が回りそうな狭い311段の螺旋階段を上って眺めるロンドンの景色は、なかなか。でもこの細長い塔、何となく揺れているような、心もとない気がして、すぐ下りてきてしまいました(苦笑)。出口では上まで行った証明書をくれます(笑)。

他にも、旧王立取引所やイングランド銀行、多くの金融機関が建ち並びます。
面白いのは、ローマの城壁、重厚でクラシックな建物などと共に、最新の建築技術で建てられた斬新なデザインのビルが混在しているところ。
数千年の歴史を大切にしながら、積極的に新しいものを取り入れ、過去・現在・未来を同居させながら、うまくバランスをとっているのが、とてもロンドンらしい・・・。
よく、京都の街にも同じことを感じますが。













その形から、キュウリの酢漬け「ガーキン」と呼ばれるスイス・リ社ビル、およそオフィスビルには見えない近未来アニメのようなロイズ・オブ・ロンドン社ビルなどの前には、休日で金融マンの姿はないものの、観光客の姿がちらほら。

かと思えば、14世紀から食肉鮮魚の市場として栄えたマーケット(Leadenhall Market)があったり、ロンドン最古の教会、セント・バーソロミュー・ザ・グレイト教会(St Bartholomew the Great)があったり。
ちなみに、この教会は設立者であるお坊さんの幽霊が出ると言われています。我が家が着いた5時前は、すでに薄暗く閉まった後・・・。でも、その分人気もなく、本当に幽霊でも出そうな雰囲気の場所でした(笑)。

この日は、ダンス用の重い荷物を持って一日中歩き回ったので、かなり疲れました~。

2009年11月5日木曜日

全てに歴史あり。冬の花火・ボンファイアー!

冬を告げるハロウィンの辺りから、季節行事が目白押しのイギリス。

今日11月5日は、何でも、”ボンファイアー(かがり火)の日(Bonfire Night)”とか。
またの名を”ガイ・フォークスの日(Guy Fawkes Day)”と言うそうで。

時は1600年代、イングランド王ジェームズ1世の英国国教会優遇政策により、弾圧されていたカトリック教徒が、ウェストミンスター宮殿内の議場に爆薬をしかけ、国王もろとも吹っ飛ばそうと計画したのですが、事前に漏れてしまい、実行犯だった、ガイ・フォークスが捕まったのがこの日、だとか。

さすがにここまで詳しくは、高校の世界史でも習わなかったなぁ・・・。
また、「タフ・ガイ」「ナイス・ガイ」といった「ヤツ」的意味の「GUY」という言葉の語源は、彼の名から来ていると!!これまた意外な事実に驚きです。
(→右の絵が「ガイ」)

ということで、この日イギリスでは、この火薬陰謀事件にちなみ、かがり火(Bonfire)を焚き、「ガイ(Guy)」といわれるフォークスに見立てた人形を作って市中を引き回して、最後に燃やしたり、打ち上げ花火を上げるのが恒例だそうです
けっこう残酷でエグいお祭りのような気がしますが。

とは言っても、実際は”花火大会の日”といった感覚のようで、
ダンススタジオでも、この花火を楽しみにしている人が多く、「ダンスで花火が見に行けなかった。」だとか、「花火を見に行く時は気をつけてね!」などという書き込みがFacebookでも多く見られました。
週末にもあちこちで花火大会があるようです。
とはいっても、こちらの花火は、日本の空いっぱいに繰り広げられる盛大なものに比べれば、規模もちっちゃくてバラエティなんてありませんが(笑)。

しかし、最低気温が5度前後になってきた、この寒い夜空で花火??
「花火といえば”日本の夏・キンチョーの夏”」なイメージの日本人にとっては、理解しがたい感覚ですが、より寒い季節を控えたイギリスの人達にとっては、火の暖かさやきらめきを感じることで、心も温まるイベントなのでしょう。

この「ガイ・フォークスの日」のイベント、カトリックの多い北アイルランドは例外でやらないそうです。こういう所でも、イングランドとアイルランドは宗教・文化が違うのだと感じます。

2009年11月3日火曜日

オックスフォード・サーカスが渋谷のスクランブル交差点に!

オックスフォード・サーカス(Oxford Circus)。
ここは、ピカデリー・サーカスから延びるリージェント・ストリートと、オックスフォード・ストリートが交わるロンドンで一番にぎやかな交差点。
ちなみに、この”サーカス”は、”円形広場”の意味です。
私はどうしても曲芸のサーカスを想像してしまうのですが(苦笑)・・・。

交差点の四隅には、ナイキ、TOPSHOP、H&M、ベネトンなどが店を構え、道沿いにはセルフリッジ、ジョン・ルイスなど、いくつものデパートが立ち並ぶ、最も華やかなこのエリア、その分人通りも多く、東京並みの混雑ぶりです。

私もたまにブラブラすることがありますが、イギリスに来て以来、ほとんどなくなった、人ゴミのストレスを感じるのは、ここぐらい。
旦那さんの上司の奥さんもここでスリに会い、カバンをナイフで切られたとか。

そのオックスフォード・サーカスでは、長らく工事が行われていて、ますますゴチャゴチャ度が増しイライラさせられていたのですが、それは、便利に生まれ変わるためだったのです!
11月2日(月)テレビや新聞がいっせいに報道していました。

「オックス・フォードサーカスが、日本のシブヤのようなスクランブル交差点(Diagonal crossings)になりました。」

それまでは、斜め向こうのお店に行きたくても、信号を2度待って、直角に渡る必要があり、ショッピングであちこちハシゴするには、非常に面倒でした。
「500万ポンドもかけて、わざわざ作る必要があるのか?!」
「このために車線が減らされたので、交通渋滞の緩和にならない」
など否定的な意見はあるものの、歩行者にとっては「便利になった!」とおおむね好評のようです。

「渋谷をお手本に作った」と言われて、スクランブル交差点って、そんなに珍しいものかなぁ??と意外な気がしましたが、確かにそんな場所はロンドンには見当たらず。我が出身地、大阪にも・・・ないかも。

元々はアメリカ発祥のようですが、確かに、あの渋谷のスクランブルは、渋谷らしい景色のひとつ。
私は、Qフロント2階のスタバから、このスクランブルを見るのが大好きでした。
信号が変わると、蜘蛛の子を散らしたように一斉に人々が動き出し、行きかう様子は、何度も見ても飽きません。

しかし、スクランブル交差点になっても、やはりオックスフォード・サーカスはオックスフォード・サーカス。渋谷よりずっと上品な空気が漂います(笑)。
どんなもんか、私も今度行ってみようっと。

2009年11月2日月曜日

イギリスの老舗陶器メーカー デンビー”Denby”

先週の土曜日は、午前中タップダンスに行った後、ロンドンの北、ハットフォード(Hatford)にある、アウトレット・ガレリア(Galleria)に行ってきました。
我が家から車で40分ほど。気軽に行けるとはいえ、正直、かなりシケた雰囲気のアウトレットでした(笑)。

ただ目的ははっきりしていて、1809年ダービーシャー(Derbyshire)で創業されたイギリスの老舗陶器メーカー、”デンビー(Denby)”のファクトリーショップを見たかったのです。

オンラインでも買えますが、微妙な色合いゆえ、自分で手にとって一つ一つ選びたくて。

横浜・元町の洋食器のお店「タカラダ」でマグを見て以来、デンビーが好きだったのですが、その取り扱いも終わってしまったようで、日本では買えるお店がほとんどありませんでした。
なので、「イギリスに行ったらデンビーを買うぞ!」と決めていたのです。

もともと、そんな気取ったシチュエーションで使うタイプの食器ではありません。あくまでも普段使い用。
こちらでは、マグなどはスーパーで売られていたりするぐらいです。

食洗機、電子レンジ、オーブン、全てOK。
形はシンプル。
微妙な釉薬の色合いが和食器を思わせるものも多くあります。

さすがファクトリーショップ。セカンド品ながら、日本では見たことのないラインナップです!!そして、すべて40%OFF!
食器以外にも、系列の調理器具なども売られていました。

今日は、色々ある中から、私が以前から好きだった、デンビーらしい”レジェンシー・グリーン(Regency Green)”というシリーズのティーセット+α を買いました。

我が家の食器は、基本、白と青なので、ちょっと悩んだのですが、
帰国した時、陶肌の深いグリーンがイギリスの湿った空気と緑を思い出させてくれるかなぁ・・・、と思い・・・。
横浜でファンになった色でもありますし。
東洋の青磁のようでもありますが、それよりずっと頑丈にできていて、ガサツな我が家向き!

スポード(Spode)など、イギリスの有名陶器メーカーも経営が苦しいようで、中国で生産していたりしますが、デンビーは今の所、Made in UK。

ちょっと遠いのですが、本家本元・ダービーシャーのDenbyビジターセンター、そして、その近くには一大陶器村、ウェッジウッドやスポードなどがある、ストーク・オン・トレント(Stoke on Trent)もあるので、それとセットで、一度窯元巡りをしてみたいと思っています。

↓”Denby”のHP
http://www.denby.co.uk/

2009年11月1日日曜日

イギリスの赤いポピー募金 ”Poppy Appeal”










あっという間に11月がやって来ました。
ここ最近、テレビを見ていると、政治家、ニュースキャスターやバラエティの司会者、サッカー選手までもが、胸に可愛らしい赤い花のブローチをつけているのに気づきます。
そういえば、街中でも・・・道行く人の胸に赤い花、新聞のタイトルにも赤い花が・・・。

10月に入った辺りから、イギリスはすでにクリスマス=年末?モード。お店には、クリスマス・ギフトが並び始め、テレビCMも、ハッピーなクリスマスのシーンが目立ちます。

日本で言うところの”年末助け合い”運動のようなものかな、と勝手に思っていましたが、調べてみると、内容はまったく違いました。

これは、イギリスの退役軍人会(The Royal British Legion)が行っている、”ポピー・アピール”という募金活動で、これまでの戦没者を悼み、障害を負った兵士や遺族などの支援に充てられるものだったのです。
特に今年は、連日、犠牲者が出ている、アフガンでの活動に従事する兵士や家族のサポートが、アピールのメインのようです。

この赤いポピーには、実は長い歴史があります。
第一次大戦、映画にもなったフランドル・ピカルディ地方(北フランス~ベルギー辺り)の西部戦線では激戦となり、イギリス軍にも多くの被害が出ました。
その後、荒廃しきった土地には、真っ赤なポピーが一面に咲いたそうです。

ポピーの種は、塹壕を作るため土を掘り起こしたり、靴で踏まれると発芽しやすいため、激戦地ほど咲き乱れたとか。そして赤いポピーは兵士達が流した血を連想させました・・・。

この戦線にカナダ軍として参加していた、ジョン・マクレアという人がこのポピーを見て詩を書きました。

In Flanders' Fields
John McCrae, 1915

In Flanders' fields the poppies blow
Between the crosses, row on row,
That mark our place: and in the sky
The larks, still bravely singing, fly
Scarce heard amid the guns below.

We are the dead. Short days ago
We lived, felt dawn, saw sunset glow,
Loved and were loved, and now we lie
In Flanders' fields.

Take up our quarrel with the foe;
To you from failing hands we throw
The torch; be yours to hold it high,
If ye break faith with us who die
We shall not sleep, though poppies grow
In Flanders' Fields.

これに感銘を受けたアメリカ人女性が退役軍人のために赤いポピーを売り始め、それがイギリスでも広まったのが、このポピー・アピールなのです。1921年から行われているそうです。

そして、この活動は、11月11日、リメンバランス・デー(Remembrance Day)まで行われます。

1918年11月11日午前11時、第一次大戦は終結しました。
毎年、この日の同じ時刻、国中で2分間の黙祷が行われ、ロンドンでも戦没記念碑の前で、女王をはじめ、王室、政府関係者によるセレモニーや、退役軍人のパレードが行われるそうです。

今日もニュースで、別の戦没者セレモニーの様子が映っていましたが、やはり赤いポピーの花輪が供えられていました。









戦勝国のイメージの強いイギリスにも、日本の8月15日と同じように戦没者への追悼行事があることに、まず驚き、その痛ましい記憶の源が”第一次”大戦であることにも驚き・・・。
戦争は、勝っても負けても、同じ悲しみを残すのだと感じます。

また、日本では、何かと昔の”帝国主義”につながると批判され、タブー視されがちなこの手の活動が、イギリスでは国をあげて行われ、政治家も市民も積極的に参加している様子が、ずいぶんと違います。

そして、もう一つ、考えさせられてしまうのは、すでに60年以上昔に戦争が終わったきり、平和ボケしている日本の状況とは違い、いまだ続行中の戦争に従事する兵士たちを支援する募金でもあることです。
活動母体が、退役軍人会であるからには、過去の戦争や、現在の戦争ももちろん、決して否定しているわけではありません。

これは平和の一助になる募金なのか?単純に傷ついた人を助ける募金と考えるべきなのか、それとも・・・。
イギリス人は、心を一つにし、国や国民のため、という愛国心から募金する人も多いでしょう。では外国人の私は?

「赤い花のブローチがカワイイし、私も募金してみようかな?」、などと軽く考えた自分は浅はかでした。

↓”The Royal British legion”のサイト
http://www.poppy.org.uk/