2010年1月14日木曜日

”ピース”の向きにご注意!

あまりお行儀のいい話ではありませんが、ハリウッド映画などでおなじみの、中指を立てて相手をののしる、あの仕草「くたばれ(Fuck You!)」。
なんと、イギリスでは手の甲を相手に向け、人差し指と中指を立てます。
つまり、逆ピースサイン(写真の逆向き)。
この、相手を侮辱するサインを”フィンガー(The Finger)”と言うそうです。

むろん、ジェントルマンのこの国で、この仕草をされたこともなければ、見ることもめったにありません。

でも、初めて見たのは、サッカーの試合。
たまたま相手チームの応援席のすぐ近くだったことがあるのですが、試合が膠着状態だったこともあり、熱いサポータ達は、互いの応援にいちいちムカムカ。しょっちゅう、鼻に皺をよせては、この逆ピースを相手に向けていました(笑)。
初めて見たときは「???」でしたが。

調べてみると、指を使って相手を侮辱する方法はギリシア・ローマ時代の書物にも見られる他、中世ヨーロッパの弓兵は、捕虜になると、利き手の人差し指と中指を切り落とされ、矢を射れないようにされることがあったため、「切れるもんなら切ってみろ」と、見せつけ、相手を挑発する意味でこのジェスチャーが生まれたとか(By Wikipedia)。

かたや、ピースサインも、第二次対戦中に、イギリスのチャーチルがドイツに徹底抗戦し、勝利に導く強い意志を象徴的に示すため、この二本の指を使って、V(Victory)サインとしたのが始まりでした。

英会話学校でもこのことが話題になり、スペイン人の女の子は、「お買い物で、『2つ』と言う時、ついこれをやってしまうの〜!」と苦笑いしながら話していました(笑)。
うーむ、同じヨーロッパでも、スペインでは違うのか。。。

相手を侮辱し、挑発するサイン・・・調べてみると、使用する身体の場所は違うものの、世界各国にあるようですが、知っている限り、不思議ですが日本には特にありません。
なので、海外のものを「カッコいい」「面白い」と気軽にマネしがちなのですが、決して万国共通ではありませんし、想像以上に重い意味を持つこともあります。
写真のポーズ等での逆ピース、イギリスで思わぬヒンシュクをかうかもしれないので、ご注意を!

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