影武者??いや、影の実力者? それとも影で実務をこなしているお役人??
しかし、どれも違いました・・・(笑)。
イギリスに来て1年経ち、最近、もう少しこちらの文化や生活について理解を深めたいと思い、日本で買い貯めて持ってきた本を何冊か読んでいるのですが、何とその中に答えを発見!!
「与党内閣が崩壊して辞職した時に、すぐ代替できるよう作られた、野党の内閣予備軍のこと。」と。
情勢は変わり今や与党ですが、以前、万年野党だった日本の民主党が作っていた「〜大臣」。おままごとのようでアホらしいなぁ、と半ば冷めて見ていたのですが、あれはまさしく「影の内閣」。イギリスの議会がお手本だったとは知りませんでした。
話は
少し変わりますが、世界史でも習ったように、近代民主主義の歴史は、1215年国王の権力を制限した”マグナカルタ(大憲章)”に始まるぐらい、イギリスの議会政治は伝統あるもの。
以前、国内に4通現存するマグナカルタのオリジナルの一つを見に、ストーンヘンジにほど近いソールズベリ(Salisbury)まで行ったことがありました。とは言っても、何が書いてあるかわからない、ボロボロの古文書でしたが・・・(笑)。


昨年11月、その歴史ある国会の開会式の模様が、テレビで生中継され、ニュースでも再三流れていました。
日本でも天皇陛下が出席するように、エリザベス女王とフィリップ殿下が揃って式典に出席します。議員も赤いマントを羽織り、女性はティアラを身につけ、一気に時代を遡ったかのような華やかさ。でもサンタさんの仮装大会みたいでなんだかおかしい(笑)・・・。
かつて「鉄の女」と言われた女性首相、サッチャーの姿(写真上左)もありました。まだ議員だったとはびっくり。
日本と違うのは、天皇が開会の詔を発するだけなのに比べて、エリザベス女王は施政方針を長々と演説する所。天皇はあくまでも日本国と日本国民統合の”象徴”であるのに比べて、イギリスでは、儀礼的ながら、”国王が議会の長であり、議会に基づいた統治権を持つ”、とされているからです。


日本と同
じく、最近は国会議員(Member of Parliament: 通称MP)による、公費の私的流用の問題やら、アフガン派兵問題、破綻しかけた金融機関への血税投入など、ブラウン労働党政権への風当たりは強く、逆に、若くて魅力的な保守党党首、デヴィッド・キャメロン(David Cameron 写真右。左はブラウン首相。)が政権奪還に向けて積極的に動いており、これからイギリスがどうなっていくのか、興味深いところです。
全員が前中央を向いて座る日本の国会と違い、イギリスでは与党と野党が向き合って座ります。机上札の置かれた個人席はなく、長椅子に詰めて座るようで、全議員が出席するとスペースが足りないとか・・・(笑)。うーん、なんてアバウトな。
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