2010年1月16日土曜日

コートールド美術館とフィッシュ&チップス











今日はタップダンスのレッスンの後、旦那さんとコートールド美術館(Coutauld Institute of Arts)に行ってきました。ダンススタジオのあるコベント・ガーデンから歩いて行ける距離で、テムズ川沿いにあります。

マネの「フォリー・ベジェールの酒場」や、ゴッホの「耳を切った自画像」など、教科書で見るような有名な作品も所蔵する、小規模ながら質の高い美術館・・・なのに、わりと空いています。それはおそらく、ロンドンでは珍しく入場料(一人5ポンド)が必要な美術館だから(笑)。

もちろん、そのような有名作品はさすがの力作揃いで、当然楽しかったのですが、知らずに見て意外と面白かったのは、特別展だったフランク・アウアーバーク(Frank Aeurbach)の絵。一見抽象のようで「何のこっちゃ?」なのですが、実は第二次大戦後の復興時のロンドンを描いたもの。
ほとんど工事現場を描いている、と言ってもいいのですが、きちんとドローイングをした後、油絵に発展させている過程がわかる展示で、街が力強く再建されようとしているエネルギーを描き込んでいるのが感じられました。

下の写真は、ロンドンの繁華街、オックスフォードストリートを描いたもの。解説には、通り沿いの有名デパート”ジョン・ルイス(John Lewis)”再建の模様が。ロンドンも先の戦争ではかなりの痛手を被ったのだとも知りました。
















美術館の建物の中庭はスケートリンクに(写真上右)。そして美術館よりもたくさんの人が(笑)この寒い中で、楽しんでいました。

それから、夕飯には渡英して以来、まだ数回しか食べていないフィッシュ&チップスにチャレンジ。山ほどあるロンドンのフィッシュ&チップスのお店の中でも、有名だというコベント・ガーデンの「ロック&ソウル・プレイス(Rock & Sole Plaice)」で。
早い時間だったにもかかわらず既に行列ができていましたが、テイク・アウトの列で、店内は比較的空いていました。が、程なくして満席に。

お店の名前・・・”ロック&ソウル”などと日本人が聞くと、音楽のジャンルを想像してしまいそうですが(笑)、実は全てお魚の名前です。
Rock:ナマズ
Sole: ヒラメ
Plaice: カレイ









メニューを見ると、「たかがフィッシュ&チップス」と言うには驚くほど魚の種類があります。何かさっぱりわからないので我が家は最もノーマルなタラ(Cod)とノーマルな量のチップス、そしてマッシュピーズ(グリーンピースをドロドロになるまで茹でて潰してあるもの、)を注文。お隣の席はチップスのラージを注文していましたが、とんでもない量・・・。
人気店だけあり、カロリーや脂質さえ考えなければ、サクサクに揚がっていてかなり美味しい!!チップスもジャガイモの味がよくしましたし、マッシュピーズもなかなかいい味付け。

そもそもフィッシュ・アンド・チップスは労働者階級の人達の食べ物で、こちらのファーストフード。わざわざ席について食べるというより、家に持ち帰ったり歩きながら食べる人の方が多いぐらいです。
なので有名店と言っても、店内はカジュアルそのもの(笑)。タイルに描かれた、ビミョーなお魚達の絵がチープ感と共に、庶民の店らしい味を醸していました(笑)。




 

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