2009年6月29日月曜日

フラメンコ・ショー

この前の金曜日のことですが、ロンドンに来て、初めて午前様しちゃいました(笑)・・・。

最近始めた、ステッピング・フラメンコのホルヘ先生(Jorge Muelas)のショウを見に行ってきたのです♪場所は、トッテナム・コート・ロード駅前にある、スパニッシュ・レストラン「コスタ・ドラーダ(Costa Drada)」。ロンドンでは有名なお店のようです。

同じレッスンを受けている日本人のミノさんと、ドイツ人?のエンリカさん、の友達3人で待ち合わせ、夜10時からのショーを待つ間、小皿料理のタパスも堪能しました。スペイン料理はヘルシーで味もなかなかです!
そして、いよいよショーが・・・。

ギタリスト、歌い手、ダンサーの男性・女性、の計4名。
ギターに合わせて手拍子から・・・、歌が始まり、最初は男女、次は女性、男性、の順番でソロ・ダンス。
約1時間のショーです。

フラメンコを生で見たのは全く初めてでしたが、席もステージの真ん前で大迫力!
もともとは、流浪の民・ジプシーの哀しみを表現したというフラメンコ。
激しさの中にも哀愁があり、眉間に寄せたシワ、身体のくねらせ方や、繊細な手先の動き・・・感情が身体中で表現されていました。そして絶え間なく刻まれる足のリズム・・・。女性もステキでしたが、ホルヘ先生のステップはリズムとキレがあり、見ているこちらも感情がたかぶります。
先生はまだ24歳。普段はおっとりした、優しく小柄なお坊っちゃん、という感じなのですが、ステージでは全く別人です!!男らしくてカッコいい!!

私以外の2人は、すでに先生のステージを何度も見ていて、ファンだからレッスンに来ているそうで。。。スタジオでレッスンをチラッとのぞき、興味本位で始めたばかりの私とは違い、かなりフラメンコ歴が長いようです。聞くところによると、先生は、ウェストエンドで上演されていた舞台「ゾロ」にも出演していたそうで。私みたいなのが、こんなに軽い気持ちでレッスン受けてて失礼じゃないのだろうか・・・。

ステップを踏むと、手が動かなくなり、手先に集中すると、今度はステップを間違え・・・フラメンコの道も険しいものがありますが、先生の素晴らしいお手本を見て、気持ちを新たにチャレンジし続けようと思った夜でした。

2009年6月28日日曜日

ようやく大英博物館・和食屋さん・ハイドパーク










今日は、のんびりとロンドンをお散歩したくて、大英博物館とハイドパークに行ってきました。

日も長くて暖かいこの季節は、ロンドンも観光客が激増しています!大英博物館も日曜日とあいまってかなりの人出でした。
私は20歳の時に友達と来て以来、17年ぶり・・・。古めかしい雰囲気だった建物は、改装されていたり、その頃見た覚えのない展示が増えていたり・・・。やはりエジプトや古代メソポタミアの辺りは、今見てもワクワクします!!ダンススタジオからも歩ける場所だし、また見に来よう・・・。

夕飯は、オックスフォードサーカスからリージェントストリートの脇道を入ったところにある、「さくら」というお店で、本当に久しぶりに和食を食べました!!
とはいえ、天ぷらやお刺身を食べたいという気分でもなかったので、幕の内弁当に(味噌汁付き・10ポンド)。
煮物の味はかなり塩辛く、焼き魚やご飯は少々パサついていたものの、噂に聞くようなマズイ日本食レストランとは違い、ここはかなり満足できる方なのではないでしょうか。決してお安くはありませんが、異国に来て日本と同じレベルの味を要求したって、しょうがない、と思うのです。その意味でここなら妥当かも?!
ただ、店員はまったく愛想がなく、応対も機械的、味よりそっちの方が気になりました。チップ払うのをやめたくなったぐらい。。。サービスは日本以下というより、ロンドンでも感じのいいお店がほとんどですから。

それでも、渡英して半年、初めての和食屋さん、里心つきそうな懐かしい味でした(笑)。カレイの唐揚げ、冷やし中華、海草サラダ・・・メニュー豊富で、日本人以外のお客さんもたくさんいて混み合っていました。
内装は居酒屋もしくは食堂風、”ザ・日本”といった風景の写真が飾られ、テレビは「笑点」が(笑)。一瞬日本にいるかのような錯覚を起こします。

ご飯はともかくとして、ここのフロア・マネージャーは、なんと元俳優の広岡瞬さん!確かに席の案内時、初めて会った気がしない人だなぁ、とは感じましたが(笑)。すでに何度か来たことのある旦那さんが教えてくれました。広岡瞬、といえばスプライトのCMを思い出します。。。今もシャキッとスーツを着てさわやかな雰囲気でした。

夕食後は腹ごなしにハイドパークまでお散歩。ブラーやブルース・スプリングスティーンも参加している、コンサートが開かれていたようで、園内中、ガンガン音楽が響きわたっていました。

暑くも寒くもなく、遅くまで明るく・・・こちらの夏は最高に気持ちいいです・・・。

2009年6月27日土曜日

ロンドンのIKEA

横浜の家の近くにも”IKEA港北”がありましたが、ロンドンにもいくつか店舗があります。
今度の金曜日から、私の両親が3週間ほど泊まりに来るため、今日はちょっとした雑貨を揃えに、一番近い、ロンドン北部のIKEA(IKEA Wembley)へ行ってきました。

もう何度か来ていますが、作りも内装も商品も、日本と全く同じです!私の好きな、レストランのメニューも同じ・・・。
違うのは、ミートボールの数が、レギュラーで15個(日本は10個)と多いことぐらい(笑)?!
あと、こちらのIKEAは、”イケア”でなく、英語読みするので、”アイケア”と呼びます。

こちらの賃貸の家は、家具付き(Furnished)の所も多く、我が家もそう。
横浜から持ってきた家具はごく一部でした。そんな賃貸の家具は、けっこうIKEA製だったりします。友達のお宅もかなりのアイケア率です。

こちらも日本と同じで、店舗内はいつ来てもたくさんのお客さんで賑わっています。我が家はそろそろ暑くて眠れなくなってきたので、新しく掛け布団を買ったり、そのためのシーツやら、ゴミ箱やらを購入・・・。

ここ最近、25度を越える蒸し暑い日が続いていたのですが、今日の午後、ロンドンでは珍しく、夕立のような激しい雷雨がありました。

2009年6月26日金曜日

マイケルの訃報

昨日の夜、寝る前にメールをチェックだけしようとパソコンを立ち上げたら・・・「マイケル・ジャクソン死去」の文字が・・・。つい10分ほど前にアップされたばかりの速報ニュースでした。すぐにテレビをつけると、そこでも病院の映像が流れていて・・・とてもにわかには信じられませんでした。

今日も朝から、トップニュースで、L.A.からの中継やら関係者の話やら・・・

来月、復活コンサートが予定されていたロンドンでは、チケットを手に入れようと泊まり込みで並ぶ長蛇の列ができ、新聞でもたびたび彼の言動が話題になっていました。
すごく見に行きたいけど、とてもムリ・・・ニュースでチラ見が精一杯、という雰囲気でした。

このところ、ダンススタジオでもマイケル・ステップを取り入れた振り付けをする先生が多く、ちょっとしたマイケルブーム。
「マイケル・ジャクソン・スタイル」というレッスンも以前から人気で、最近は色んな先生達も、生徒として参加しているようでしたし・・・。

マイケルと言えば、私が中学~高校~大学時代の大スター。かれこれ15年、20年前にもなる曲ばかりですが、今でもipodに入れてよく聴いているぐらい、その魅力は色あせません。PVも大好きで、DVDも持っています。
後年、スキャンダルや奇行ばかりが取り沙汰されていましたが、それでも、またもう一度ステージでパフォーマンスする彼を見たいと望み見続けた人は多かったはず。
私も今、青春時代の一部を失ったような気分です・・・。

2009年6月23日火曜日

今日もロンドン快晴・レインブーツ必要なし!

先週は雲の多い、いわゆるロンドンらしいお天気が続いていましたが、今週に入って空は晴れ渡り、気温も25度前後まで上昇!湿度も低く、気持ちのいい初夏の陽気です。

日本は今頃、梅雨真っ只中?お友達のブログでは、今日も通勤時間帯に大雨が降ったとか。。。
横浜で住んでいた家は、バスもなく歩いて坂道15分・・・。
大雨の日の帰宅は川を遡って行くような状態で、靴の中までビチョビチョ、ユウウツになったものです。

ここ数年は、梅雨時期、東京の街中でもオシャレな長靴をはいている人をよく見かけるようになりました。ネットショッピングでも、イギリスのハンター(Hunter)やフランスのエーグル(AIGLE)といったブランドの長靴が大人気で、梅雨時期は完売状態、ちょっとしたブームです。実用的でもありますし。そんなこんなで昨年、私もついに長靴を買いました。長いのと短いの2タイプも・・・。

結局、購入のタイミングが遅く、使い込む前に渡英することとなってしまったのですが、ロンドンも雨が多い国・・・とりあえず長靴を持ってきました。
しかし!!・・・、こちらでは街中で履いている人をほとんどみかけないのです。一人履くのもはばかられ、今のところ全く活躍の場がありません。
こちらは、備え付けの靴箱がなく置き場がないため、かなり靴の数を制限された中で、わざわざ持ってきたのに・・・。これなら別の靴を持って来た方が使えたかも(涙)。

では、日本でも人気の長靴たちの本場では、どこで使われているのか?・・・。

よく見かけるのは、フットパス(Footpath)と言われる場所です。
これは、イギリス特有の「通行の権利」と言われる公共権利のひとつで、国有地・私有地、関係なく、地権者のある土地を、公衆の誰もが通路として使ってよい場所のことです。郊外の牧場や森林などに設けられていることが多く、ウォーキングやトレッキングに使われています。
以前行った、プーさんの舞台・ハートフィールドや、コッツウォルズでの散策も、ほとんどがこのフットパス。単なる遊歩道でなく、実は、どちらかのお宅の一部だったりするわけなのです。
(←写真左下:フットパスの入り口。中に羊がいたりするので、この柵をまたいで入ります。)

こういう場所は、家畜のフンが落ちていたり、ぬかるんだ泥地も多いので、長靴を履いている人がいます。
また、キュー・ガーデンに行った時には、ガーデニンググッズのコーナーに、色鮮やかなハンターの長靴が置かれているのを見ましたし、こちらでは、レインブーツとしてより、アウトドア、ガーデニングなどで使われることが多いようです。

所変われば、道具も用途が変わるもので(笑)・・・。我が家の長靴、日の目を見るのはいつになることやら・・・。

2009年6月22日月曜日

ブリット・スポーツ花盛り!

日が最も長く、暖かいこの時期、イギリスでは様々なスポーツ・イベントが目白押しです。

先週1週間は、王室主催の競馬”ロイヤル・アスコット(Royal Ascot)” が5日間にわたり、アスコット競馬場で開催されていました。
実は私・・・けっこう競馬好きです。横浜にいた時にも、たまに桜木町の場外馬券場WINSまで馬券を買いに行っていました。賭け事としてより、データやパドックの馬を見ながらレース展開を予想するのが楽しくて。香港旅行でも短い時間を縫って、競馬場に行ったほどです。
ただ、週末のロイヤル・アスコットの入場チケットはすでに完売・・・、あえなくテレビ観戦を余儀なくされました(笑)。

しかし、こちらの競馬は、日本のようなギャンブル的な要素は低く、一種の社交場といった雰囲気。全く趣が異なります。テレビで見る限り、競馬新聞片手に、赤鉛筆を耳に挟み、イヤホンでラジオの中継を聴いている・・・そんなオッサンは一人も見当たりません(笑)。

というのも、観覧場所によってドレスコードがきちんと決められているのです。
特にこの、ロイヤル・アスコットは格調高く、最もカジュアルで、パドックすら見ることの出来ない場外のような所(シルバーリング(Silver Ring))でも、「スマートないでたちで。」との指定。それ以上の場所では、スーツ・モーニングや帽子の着用が求められています。なんと、男性はスーツの色、ネクタイの柄、女性は肩紐のストラップの幅に至るまで指定があるのです!!

ロイヤル・アスコットのドレスコード例↓

http://www.ascot.co.uk/royal/dress_acceptable.html

テレビ中継はまるでファッションショー。時代を急に遡ったかのようなシルクハットの紳士、色鮮やかなドレスを着た淑女で溢れていました。仮装大会などでなく、真面目に皆さん正装です(笑)。まさに、ヘップバーンの映画「マイ・フェア・レディ」の世界!!ステキです。来年イギリスにいればぜひ行ってみたいと思いました。(写真右:エリザベス女王の入場)
エリザベス女王もかなりの競馬好きで、馬主として馬を何頭も所有しているとか。期間中のロイヤル・アスコットにも何度か訪れていました。やはり、乗馬の国・・・競馬にもカルチャーを感じます。

昨日の日曜日は、シルバーストーン(Silverstone)でのF1・イギリスグランプリが開催。
今年に入って絶好調、目下7戦6勝しているイギリス人レーサー、ジェンソン・バトン(←写真左)の本国優勝なるか?!と注目されていましたが、予選の時点でポールポジション取れず6位スタート・・・本戦もその順位のままフィニッシュ、期待はずれに終わり、イギリス人をがっかりさせました。

バトンは、これまで長くホンダのドライバーで応援していたのですが、なかなか上位に食い込めず。。今年の3月にホンダが撤退した後、そのままチームを引き継いだブラウンGPに変わってから急に勝ちだしたので、最近はこちらでもよくパパラッチされています。結婚が噂されている、福井県出身のハーフ・モデルの道端ジェシカとの写真が多いでしょうか(笑)。
日本人としては、中嶋一貴が予選5位で期待したのですが、結果11位・・・。

そして今日から、テニスのウィンブルドン選手権が始まりました!
こちらも、話題になっているのは、フェデラーやシャラポワ等のスターよりも、イギリス人のホープ達。
現在、ナダル、フェデラーに次いで、男子世界ランク3位の、アンディ・マレー(Andy Murray)や、イギリス女子No.1のアンヌ・ケタボング(Anne Keothavong)、昨年ウィンブルドン・ジュニア選手権をイギリス人として24年ぶりに制した15歳のローラ・ロブソン(Laura Robson)・・・などが期待されています。
テニスもやはり、イギリス発祥のスポーツ、今日のスポーツニュースはウィンブルドン一色でした。

こちらも、見に行きたいのですが、チケットはかなり入手困難・・・。家も近いし、今週末、当日チケットにチャレンジしてみようと思っていますが、どうでしょうか・・・。

今週は晴れる日が多く、気温も25度前後まで上がり夏らしい天気が続くとか。
夏至も過ぎ、これからまた少しずつ日は短くなっていきますが、イギリスの夏を楽しむイベントはまだまだ続きます!

2009年6月21日日曜日

「貴婦人の城」 リーズ城

今日は車で1時間半、イングランド南東部にあるケント州、イングリッシュガーデンで有名なリーズ城(Leeds Castle)へ行ってきました。

お城は、857年リード卿が建てた木造の城を元に、1119年石造りに立て替えられ、1900年代にかけて改築されながら現在に至ります。
湖に浮かぶようなその姿は、とてもロマンチック。
歴代の王妃が住んでいたこともあり、内装は華美ではないものの上品そのもの。センスがいかにも女性的です。浴室やベッド、図書室等、興味深い部屋も見ることができます。

お城はこじんまりしていますが、庭は広大です。川には水鳥が浮かび、草地では羊が草を食み、メイズ(迷路・写真右下)や、野鳥園、ワイン用のぶどう園、温室、ゴルフコースまであります。
そして最大の見所は、”カルペパー・ガーデン”。1980年代に造園家・ラッセル・ペイジが造った、このイングリッシュ・ガーデンは、ガーデニング愛好家にも人気だとか。
綺麗に刈り込まれた木に、ナチュラルに茂った草花・・・私の背丈より高いものも多く、花は初夏らしい明るい色彩に満ちていました!!

こちらの人達は早く来て、芝生で昼寝したり、カフェでゆっくりお茶をしたり・・・観光することよりも、景色を楽しみながらのんびり過ごす時間を楽しんでいるようでした。
しかし、我が家は、いつものごとく出足が遅かったため、15時に入場した後、残りの3時間をフルに使って駆け足で回り、閉園ギリギリ・・・。なかなか英国式スローライフ、とはいきません(苦笑)。

ロンドンから電車で行くと、1時間かかる上バスにも乗る必要があり、そんなに便利とはいえない場所ながら、日本人の姿もちらほら。日本語の案内、音声ガイドも用意されていたので、年中たくさんの日本人が訪れているのでしょう。

しかし、入場料は1人16.5ポンド(約2,475円)!
かなりいいお値段で驚きましたが、このチケット、1年有効パスだそうで・・・。どれだけの人が再訪できる機会に恵まれるのか、ギモンですが(笑)。
(←写真左下:突っ伏して昼寝してる人、初めて見ました(笑)。芝の匂いが気持ちいいのでしょうか?!)

2009年6月20日土曜日

夏至・・・V&A美術館へランチしに。

今日はノルウェー旅行の疲れが残っていたとはいえ、お昼近くまでのんびり寝ていたという、ていたらく・・・。

洗濯やら何やら終えるとすでに夕方だったのですが、今日は1年で一番昼の長い夏至・・・。日没も夜9時半頃なので、お出かけしなければもったいない!
ということで、お散歩がてら、我が家からバスと地下鉄で40分程のサウス・ケンジントンにある、ヴィクトリア&アルバート美術館(Victoria & Albert Museum)に、お茶だけしに行ってきました。というか、時間がなかったので、展示を見ることが出来なかっただけなのですが(苦笑)・・・。

しかし美術館は、アート以外にも、オシャレな空間で味わうカフェもまた楽しみの一つであります。
このV&Aのカフェは、世界初の美術館・併設カフェであり、ウィリアム・モリスなど、3人の芸術家がデザインした、ある意味カフェ自体が美術館のような場所です。
また、旦那さんが、まだイギリスに一人でいた頃、食べて美味しかったというので、ここをリクエストして連れて行ってもらいました。

閉館間際で残り少なくなったメニューから、カフェテリア形式で、サーモンベーグルサンドとクスクスのサラダ、パスタ、カプチーノをチョイス。かなりのボリュームで、値段も1人9ポンドちょっと(約1,400円)と、手頃です。

これまで美術館のカフェご飯でハズしたことはないので、味はもちろんGOOD!でしたが、良かったのはなんと言ってもカフェの雰囲気!我が家が食べた場所は、続きの3部屋のうちの、最も大きいギャンブル・ルーム。(ジェームス・ギャンブルのデザイン)。現代的なデザインの大きなライトと、古典的なステンドグラスや陶製の壁の取り合わせが本当にステキです。隣はウィリアム・モリスがデザインしたという、グリーンの内装が有名な「モリス・ルーム」もありましたが、見ることができず・・・。

V&A美術館は、今回初めてではありませんでしたが、学生時代に友達と来て以来17、8年ぶり・・・また改めて訪れたいと思います。今度はきちんと美術品を鑑賞しに(笑)。

2009年6月16日火曜日

ノルウェーの旅 6/11~16 街の表情

今回、巡った街らしい街と言えば、オスロ(Oslo)とベルゲン(Bergen)でした。
オスロはもちろんノルウェーの首都。王宮や国会議事堂など、国の機関が集まり、トラムや地下鉄も整備されて、たいへん便利ですが、街としての規模は小さく、地方都市といった雰囲気、のんびりしています。





























下の写真、ベルゲンは、かつてハンザ同盟の事務所がおかれ、干しダラの交易で栄えた港街。世界遺産のブリッゲン地区は、その当時の面影を残す貴重な木造建築群です。
現在もノルウェー最大の港湾都市であり、フィヨルド観光の拠点。
港の辺りはマーケットが開かれ、オスロよりも活気がありました。
ここの魚屋のお兄ちゃんが、クジラを試食させてくれたのですが、そういえば、ノルウェーはヨーロッパでも数少ない捕鯨国でしたっけ・・・。後ろには山が迫り、風光明媚な街でした。









2009年6月15日月曜日

ノルウェーの旅 6/11~16 ムンク「叫び」の風景 

美術に興味のない人でもたいがい知っている絵といえば?・・・ダ・ビンチの「モナ・リザ」以外に、ムンク(Edvard Munch)の「叫び(The Scream)」もランク・インするのではないでしょうか。

ムンクの絵は、「死」や「不安」といったネガティブな題材が多く、画面が青白くて病的・・・、見た後必ず気分が落ち込んで、気持ち悪くなってしまい、これまでどうしても好きになれませんでした。
でも、わざわざノルウェーまで来て、国を代表する画家のオリジナルを見ないで帰るわけにはいきません。オスロの国立美術館や、ムンク美術館では、ムンクの作品をたくさん見てきました。

81歳で亡くなるまで描き続けたムンクの作品には、意外にアカデミックで正統派な作風のものや、明るい色彩のものもたくさんあり、ちょっと驚き・・・病弱で死の不安を感じながら、心の闇を描いていた、というイメージだけではないことがわかりました。
また私自身、夜中でも薄明るい白夜前の青い空気と、人間の力では抗し難いフィヨルドの険しい自然を実感した後では、その青みの強い色彩や、生命観にも納得・・・。今回、決して気分が悪くなることはありませんでした。

オスロのはずれ、エケベルグ(Ekeberg)という地区には、この「叫び」のモチーフになったとされる場所があります。「叫び」の時間に合わせて、日没前の夜10時頃、オスロ駅前からバスに15分~20分ほど揺られて行ってみました。
降りたバス停は、樹が生い茂る何もない坂道・・・こんな時間にそんな場所を歩いているのは我らだけ・・・ではありませんでした(笑)。ちょうどオスロフィヨルドとオスロの町が一望できるこの丘の中腹には、(たぶん夕日を見るためで、ムンクが目当てではないあろう、笑)カップルや、タクシーで乗りつけた観光客がすでに数組・・・。暮れ行くオスロの景色を眺めて楽しんでいました。

「私は二人の友人と、歩道を歩いていた。太陽は沈みかかっていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて、柵に寄り掛かっ た。それは炎の舌と血とが、青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、おののいていた。そ して私は、自然を貫く果てしない叫びを聞いた。~ムンクの日記~」

この日は雲が多く、ムンクが見たであろう、血のような真っ赤な夕暮れ・・・とはいきませんでしたが、空の表情の重苦しくも美しいこと・・・雲間から差す夕日の色は何とも言えませんでした。「自然を貫く果てしない叫び」・・・が聞こえた?!
(←写真左下: 一応「叫び」の碑がありました。) 

2009年6月14日日曜日

ノルウェーの旅 6/11~16 思い出におみやげ

今回の旅行で買ったお土産は・・・。

毎回必ず、というわけではないのですが、旅先でマグネットを買うようにしています。ベタなものほど、ご当地でしか手に入らないと思うので(笑)、
それぞれテイストが違っても、集まってくるとなかなか楽しいコレクションになります!




今回の旅行で自分が一番感動したもの・・・フィヨルドの青い水と空気・・・そんなノルウェーの風景を表現し続けている作家さんの版画をベルゲンで見つけたので、購入しました。
版画家のお名前は、ケーティル・クヴァム(Ketil Kvam)さん。ギャラリー兼アトリエは、世界遺産にもなっているベルゲンのブリッゲン地区(写真のマグネット右下の建物がある場所。)にあります。
偶然フラリと立ち寄ったのですが、同じ版を使って、いろんな色合いのフィヨルドが表現されていて、思わず見入ってしまいました。
これは、木版画。シンプルな形と、自分が見てきた、氷河の水のような青色に惹かれ、これに決めました。
たまたま、ご本人が不在でお話できなかったのは残念でしたが・・・。
KvamさんのHP: http://www.kvams-flisespikkeri.com/

これもベルゲン。港のマーケットで買ったトナカイの壁掛け。本物のトナカイの頭部はちょっとグロテスクですが、これはカワイイかな、と。
なんと、角が取り外しできちゃいます(笑)・・・。

しかし、考えてみたら今我が家は、借家なので壁に穴が開けられなかった・・・、しかも立てられない形状・・・とりあえず横に寝かせてます(笑)。



最後に、オスロのスーパーで買ったノルウェーの味たち。
左から、タラコペースト、スモークサーモン、牛乳とヤギ乳のチーズ。
チーズはホテルの朝食にもありましたが、茶色でキャラメルのような甘い味がします。
タラコをチューブで食べるってちょっと、歯磨き粉みたいでナンですが(笑)・・・。これもホテルの朝食に必ず置いてありました。野菜につけて食べると美味しかったです!

2009年6月13日土曜日

ノルウェーの旅 6/11~16 た、高い・・・ 

身長の話ではありません(苦笑)。念のため・・・。

福祉の充実のため、税率の高い北欧は物価が高い、と言われていますが、それはもう、聞きしに勝る物価高でした。

そもそも今回の旅行は、旦那さんのたまったマイレージの期限が来てしまうので、その前に使ってどこかへ行こう!という、安直な動機から始まったもの。当然、航空券代のかからない安上がりな旅行を考えていました。
しかし・・・ホテル代、移動費・・・先にネットで予約できるものはほとんどして行ったのですが、たった5泊6日の旅行なのに、想像以上の金額に。。。日本からパッケージ旅行で行くのとほとんど変わらないのでは?・・・。
また、現地で使うことになるお金は、食費や博物館の入場料ぐらいだったにもかかわらず、そこでも予算以上のお金を使わざるを得ませんでした。

たとえば、右の写真
ペットボトルの水500ml 1本 25ノルウェークローネ=約375円
チョコレート菓子の小袋 1つ 29ノルウェークローネ=約435円
という具合・・・写真の水2本とチョコだけで、合計1,000円は優に超えてしまうわけです。





これは初日のオスロで食べた、サーモングリル・・・確かに美味しかったですが、付け合せも少なく(皿の左半分はライムとソースですから・・。)、パンすらついていません。たったこれだけ、それにビールとジュースを頼んで、2人分しめて
450ノルウェークローネ=約6,750円
食べていて、せつなくなります(苦笑)。。。


それなら、夕食もサンドイッチでささやかに・・・といっても、
サンドイッチ 1皿 125ノルウェークローネ=1,875円
パックのアップルジュース 1個 25ノルウェークローネ=375円
ベルゲンのパン屋さんで。
だんだん、食への意欲が萎えていきます・・・。





そんなこんなで、最後はバーガーキングにも行ってみたり・・・(苦笑)。
それでも、いわゆるチーズバーガーセット(バーガー・ポテト・コーラ)が86ノルウェークローネ=約1,290円・・・。ほんまですかいな?!

数年前の、1ポンド=250円時代に、やはり物価高と言われるイギリスに出張していた旦那さんですら、「それより高い!」とおののいていました。
確かにイギリス、今でも外食は少々高いと感じますが、ノルウェーは、その4割増しぐらいの値段!!
それに、ロンドンでは、スーパーなら日本と変わらない感覚でお買い物できますし。ノルウェーは暮らしにくそうだなぁ・・・。

当然、こういう状況の中では、ホテルの朝食が重要な栄養補給源になってくるわけで(笑)・・・。
毎日朝からタップリ、しっかりいただきました!!

たいていどのホテルも、スモークサーモン、マッカレル(鯖の燻製)、キャビアにイワシのマリネ・・・ハム・チーズ類以外にも、魚のメニューが豊富でした。それに比べて野菜はいつもキュウリとトマト、赤パプリカぐらい・・・。バリバリお野菜が食べたい・・・。

とりあえず、わかりやすい食事を載せましたが、全て物の値段がこういう感覚。ノルウェーの物価高には、やられました(涙)・・・。