というのも、
●地震がない
昨年2月、この25年で最大のマグニチュード5.2の地震があったそうですが、私が暮らすこの1年ほどの間はまったくありません。
阪神大震災を経験し、関東でも日常茶飯事で地震を感じてきた我が家・・・ベッドが揺れたので飛び起きたら、旦那さんの寝返りだった・・・なんてことがしょっちゅうですが。

築100年、200年でも、崩れかけたり少々傾いていても、レンガ造りのお家で普通に暮らせるのは、地震が少ないからこそ。写真のようなテキトーな石積みの塀など、耐震性ゼロ・・・日本なら危なくてしょうがないところですが・・・。
スコットランドへ遊びに行った時も、B&Bのおかみさんが、「アジアには旅行で行ったけれど、人が多いし地震があるからねぇ・・・」と言っていたのが妙に納得できました。
↓↓2008年2月のBBCの地震報道
http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/7266136.stm
他にも、
●台風、ハリケーン、サイクロン等の熱帯低気圧がやって来ない
これはヨーロッパ全般に言えることですが。

●お天気は変わりやすいが、大雨はめったになく、逆に水不足になるほどの日照りも少ない。
●緯度の割には、冬も温暖で雪が少ない
●高温多湿にならないので、疫病の原因になるような細菌や害虫が少ない
蚊・ゴキブリの類すらほとんど見ません。しかし、道端に馬糞が転がっていたり、動物のフンが多い公園の草地に直接寝転がる人も多く、その靴のまま家へ・・・この国が決して日本より衛生的だとは思いませんが。
など。
それでも最近は異常気象の影響か、この夏「1回の降雨で1か月分の雨が降った」所もありましたし、今年の1月には、18年ぶりに大雪にも見舞われました。
逆に困るのは、このようなことが起こったとき、めったにないこと故、備えがないことなのです!!

数週間前、本当に珍しく一日中雨が降り続いたのですが(日本ではたまにある程度のものです。)、排水機能が整備されていない多くの道路はまるで川のよう。迂回しても、とても渡れない場所ができたり、車が通るたび跳ね水が思い切り歩道にビシャーン・・・それを避けるために、傘は横にささざるを得ませんでした。交通も大混乱・・・車は大渋滞、電車のダイヤも乱れました。
大雪の時も、交通機関はほとんどマヒ。店は多くが閉店状態でした。低コストで運営している高速道路は除雪に苦労したようですが、この状況を改善しようとの議論が起こるも「このようなケースは稀なので、とりあえずこのままでよし。」との結論・・・。のんきというか何というか・・・。
自然災害が少ない、この穏やかな気候のため、イギリスの人々は、人を押しのけるようなサバイバル精神よりも、他人に対する思いやりや優しさを持つ寛容さを身につけることができるのだ、と思うのですが、
おそらく日本ではほとんど話題に上らないであろう、アフガンでの果てしない戦いや、英軍、現地の犠牲者のニュースを聞く度、何か矛盾を感じ、人災もなくなるといいのに、と願う今日この頃です。
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